2018年11月30日

 本日は午前10時から2時間コースの参院本会議。漁業法案に関する趣旨説明と質疑が行われた。議了案件もあった。

 本会議終了後、「政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会」の理事会と委員会が開かれた。所要は約10分。石田総務大臣から、地方選挙に関する法案の趣旨説明を聴いた。

 さて、ここからは「その1」の続き。山本一太が次の群馬県知事に必要だと考える「能力&資質」を、もう少し丁寧に記しておく。

1.「群馬を変えたい!」「もっと発展させたい!」という溢れるような熱意と情熱があること。これは、あらゆるリーダーに不可欠な条件だ。言い方を変えると、「このひとがやれば何か新しいことが始まる」という期待感を県民に与えられること。国民(県民)に「夢」を語れないトップに、大きな仕事など出来るはずがない!!

 ここ数ヶ月の間に続けて会食した群馬の気鋭の経済人たちも、同じことを指摘していた。「熱のあるひとじゃないと停滞は打ち破れない!」と。

2.自らの政策や構想を実現するための強靭な体力と行動力。厳しい選挙を勝ち抜くための必須の条件でもある。

3.群馬県の存在感(知名度&魅力)を高められる発信力を持っていること。県知事は群馬の「トップセールスマン」でなければならないからだ。

4.群馬県独自の先進的な行政・政策モデルを「内外に発信出来る」発想力と構想力の持ち主であること。そもそも、全ての知事はイノベーティブでなければならない!「群馬から日本(中央政府)を変える」くらいの気概が必要だ。

5.民意の強い後押しがあること。「選挙が圧倒的に強い」ことが政策実現力に直結する。そのためにも、知事は「県民に最も身近な存在である」必要がある。

6.県の予算も条例も「県議会の同意」がなければ成立しない。知事には、議会との調整を図る能力も要る。地域との連携を強化したり、県内の優れた首長によるベストプラクティスを取り入れる等の発想も。トップとしての「バランス感覚」が大事だ。

7.県民(有権者)にウソをつかないこと。間違いは率直に認め、説明責任を果たせるひとであること。

8.一部の既得権益に引っ張られるのではなく、県民全体の利益を考えた行政を推進出来る人物であること。

 万一、知事選を目指すと決めた場合は、上記の8つの「知事に求められる役割」を頭に置きつつ、具体的な構想を練ることになるだろう。

 あ、急がないと。参院本会議の前に議員総会もある!