2018年11月23日

 午後。渋川市内で行われた某自民党県議の後援会役員総会に出席。来賓としてスピーチした。渋川高校の先輩でもある県議は、行動力も人柄も抜群だ。自分が在校していた当時、渋高生の誇りだった空手部(形の部門で全国優勝)の主将を務めていた。

 マイクを握り、(熱を込めて)「皆さん、来年4月の選挙では、00先輩を前回以上の得票で必ず再選させてください!」と訴えた。「必要があれば、県連会長として何度でも応援に入ります!(拍手)」とも。

 さて、ここからは前回のブログの続編。

 今回、「次の群馬県知事」に関する世論調査を依頼したのは、東京にある世論調査の専門企業。確かな実績と豊富な経験に加え、独自のノウハウを持っている。特に調査を指揮した知人は、世論調査畑のベテラン。とても信頼出来る人物だ。

 調査期間は、11月17日(土曜)と11月18日(日曜)の2日間。様々な要素を勘案して、この時期に設定したとのこと。

 調査方法は、録音したメッセージが流れる「いわゆるオートコール方式」ではない。訓練されたオペレーターが直接、電話でインタビューする手法を選んだ。選択肢(具体名)を示しつつも、自由回答に近い形で相手の考えを聞いたこと、本音を丁寧に引き出そうとしたこと等を考え合わせると、オートコールよりずっと正確なデータ収集が出来たと思う。

 サンプル数は全県で千五百。回答率が58%ということは、三千人近い県民(有権者)に電話をかけたことになる。選挙の世論調査というものは、サンプルが千五百を越えると、一気に正確性が増す。恐らく二千とっても、三千とっても結果はほぼ同じだ。

 選挙に関しては最も確度の高い自民党の調査も、全県1区の選挙の情勢調査をかける時は、恐らくこのくらいのサンプル数だろう。

 例えば沖縄の知事選のような重要な選挙が接戦になった場合に限って、二千以上のサンプルを集めた詳細なリサーチをやるのではないか。

 今度の世論調査では、群馬県全域から集めた数字を「都市部」と「郡部」に分けて集計してもらった。もう少しサンプル数を増やして各地域ごとの情勢を調べることも可能だったが、それは見送った。

 理由はシンプル。知事選挙まで8ヶ月もある上に、まだ誰が立候補するのかも決まっていない。今の段階で、これ以上のコストをかけて深掘りしても、あまり意味がないと判断したからだ。

 だいいち、市町村ごとの数字なんて発表したら、各地の後援会が一気に騒がしくなる。「うちはこんなに勝ってる!」とか、「あそこはなぜ旗色が良くないのか?」とか…。(苦笑)まだ知事選に出るか、参院選をやるかも決めていないのに…😓

 「誰に次の知事になって欲しいか?」を聞いた質問では、(より正確な情勢を掴むため)あえて山本一太の名前を2番目に出している。そのほうが山本一太に厳し目の数字が出るらしい。

 世論調査を実施したプロの説明によれば、こうした調査で名前を出す順番は極めて重要なのだそうだ。たとえば最初に大沢知事でなく山本一太の名前を示した場合、それだけで支持率は3〜5%くらい高く出る傾向があると聞いた。

 それでも、(ここには細かい数字は載せないが)かなり様々な角度からデータ分析をやってもらった。今回のデータは、知事選をめぐる現時点での選挙区情勢を正確に示していると見ていい。事実、この調査の分析結果は、先般のオートコール調査の傾向や、これまでの大沢知事と自分の得票実績とも合致している。

 あらゆる点から見て、(今の時点で)来夏の知事選に関して今回の調査で得られた数字より確度の高いデータを集めるのは難しいと思う。

 次回のブログ(その3)では、具体的な数字を公表する!!