2018年11月23日

 念のために言っておくが、自分は現職の大沢知事の悪口や批判を口にしたことはない。あちこちで大沢県政の評価を聞かれる度に、「派手さはないが、地道に実績を積み上げておられると思う」と答えて来た。

 来夏の群馬県知事選は、参院選と同日選挙になる可能性が高い。実は大沢知事が初出馬した11年前も、この2つの選挙が同時期に行われている。

 この時は、知事選告示の1週間後に参院選が公示された。2つの選挙とも運動期間は17日間。すなわち、山本一太の参院選開票日の1週間前に、大沢新知事が当選を決めたのだ。

 当時の笹川尭県連会長と2つの選挙の進め方を話し合った。その方針を踏まえて、自分自身の選挙がスタートする直前まで、大沢候補の各地の大会で全力の応援演説を炸裂させた。旗色を鮮明にして、大沢知事を支援した。大沢知事の誕生は、1週間後の山本一太の参院選にも大きな弾みとなった。

 以来、大沢知事には「ぜひ群馬のために頑張ってもらいたい!」と思い続けて来た。事実、その後の2回の知事選でも、(群馬選出の国会議員として)応援演説のマイクを握っている。

 そうじゃなかったら、グローバルに活躍する知り合いの女性現代美術家と大沢知事を無理して引き合わせようなどとは思わない。群馬と並ぶソフトボール王国である愛知県の大村知事とコラボした「ソフトボールの五輪競技定着を推進するプロジェクト」を立ち上げる企画を知事サイドに持ち込んだりもしない。ましてや、県連のネット戦略タスクフォース主催のネット番組の最初のゲストに現職の知事を呼ぶなどということも考えていない。

 全ては「知事の発信力(存在感)強化に少しでも貢献したい!」という素直な気持ちから出たことだ。何度も言うが、山本一太に「姑息な計略」なんてない!(笑)ちなみに、(残念ながら)上記の試みは、どれも実現しなかった。知事本人の関心が薄かったり、多忙な日程の調整がつかなかったからだ。

 少し前のブログで、「どこかで次の知事に関する独自の世論調査を実施する」と約束した。そうしようと思ったキッカケは、先月、自分の全く知らないところで行われた来夏の知事選に関するオートコールの世論調査だ。

 世論調査を仕掛けたひとを批判するつもりはない。むしろ、「このくらいのことはあって当然だ」と思う。が、何とかキャッチした調査データを見ながら、あることに気がついた。

 「たとえば自民党本部が、県連会長である自分の知らないところで、(しかも山本一太が当事者の1人なるかもしれない)来夏の群馬県知事選に関する世論調査をやるなどということはあり得ない。が、仮に誰かが(このオートコール分析と)同じような世論調査をやり、その数字を『党の正式なデータだ』と偽って流布することは十分にあり得る!」
 
 「それが調査のままの数字ならまだしも、改ざんされて流される可能性もある。最近の首長選挙、特に知事選では、事前の世論調査の数字が選挙戦の趨勢に決定的な影響を及ぼすケースが多いからだ。」

 「県民(有権者)が誤った事実(まさしくフェイク情報)に惑わされないようにするための方法は1つしかない。信頼性の高い独自の世論調査をやって、その結果を公表することだ。調査結果が自分にとって厳しい数字になったとしても、そのまま受け入れる。都合よく捏造された(?)データが喧伝されるよりずっとマシだ!」と。

 どのみち、どこかのタイミングで「群馬県民の意識調査」をやらねばならないと考えていた。熱心に応援してくれている後援会メンバーの人たちの間で「知事待望論」が起こるのは、ある意味、自然な流れだと思う。が、一般県民が「どこまで山本一太知事を望んでいるのか?」は、世論調をやってみないと分からない。

 先週末(17日、18日)に、その独自の「世論調査」を実施した。昨日、細かい数字を集計した報告書が手元に届いた。次回のブログで調査結果(=分析結果)を公表する!!