2018年11月19〜20日

 20時30分。ソウルから東京に向かう飛行機の機中でパソコンを開いた。高度1万メートルからのブログ。

 18日の夜、急遽、訪韓した。ソウル市内のホテルで2泊。目的は、韓国の有力な与党議員、政府関係者、有識者等と意見交換をすることだ。

 これまでも日韓関係をめぐる様々な問題はあった。今も幾つかの難題を抱えている。が、日本政府も繰り返し指摘しているように、今回の旧朝鮮半島出身労働者をめぐる韓国大法院の判決は次元が違う。1965年以降の日韓関係の法的基盤を崩しかねない深刻な話だからだ。

 両国関係がスムーズにいっている時なら、誰だって訪韓出来る。こうした難しい時だからこそ、交流を続けて来た韓国の旧知の政治家たちに会い、率直に議論を交わさねばならないと思った。

 アポを申し入れた政府関係者(大統領府のスタッフや閣僚)は不在(海外出張中)だったものの、韓国政界に影響力を持つ複数の議員たちが、(数日前の連絡だったにもかかわらず)多忙な日程を調整してくれた。(感謝)

 もちろん、政権与党である自民党の国会議員(参院自民党の政策責任者である政審会長)として、日本政府の立場を100%、支持している!それでも、韓国側がこの問題をどう捉えているのかは、よく分かった。議論は噛み合わなくても、日本側の危機感(+日本の国民感情)は伝わったはずだ。

 結論として、無理して韓国まで行った価値はあったと思う。あ、たった今、シートベルトサインが点灯。間もなく着陸態勢に入る。

追伸:
1.いつものとおり、(行きも帰りも)客室乗務員のひとたちは、とても親切だった。お陰で快適なフライトだった。👌

2.そうだ!明日(水)の夜、ウェブ番組「直滑降ストリーム」の生放送がある。帰宅したら、急いで番組の内容と流れを考えないと!😓