2018年10月13日

 22時過ぎ。高崎の自宅でパソコンを起動させた。

 本日は午前9時過ぎに出発。渋川市内の告別式に参列した後、某県議の後援会が主催するバーベキュー大会に顔を出した。この地域の山本一太後援会の幹部もずらりと顔を揃えていた。豚も猪も焼きそばも美味しかった。👍

 夕方。来週火曜日に放送予定の「自民党県連ネットTV〜地方創生、群馬の発展をどう実現する?!(仮称)」の番組構成案を書き始めた。数時間前に「番組の流れ」を関係者にメールで送付した。

 昨日、地元紙(上毛新聞)の一面の下のほうに、このプロジェクトに関する記事が掲載された。当日は複数のマスコミが取材に来てくれるはずだ。番組終了後には記者会見もセットしてある。

 地元紙がいち早くネットTVを取り上げてくれたのは嬉しい。が、出来れば記事は、県連タスクフォースのメンバーに中身を説明した後にして欲しかった。

 「県連ネット戦略タスクフォース」の県議の皆さん、報道が先行してしまってごめんなさい!県連のネットTVを創設することについては、皆、違和感はないと思う。県連会長選挙の候補者公約でも掲げているし、チーム内でも何度となく言及しているからだ。

 それでも、番組の内容に関しては、(可能なら実験放送の前に一度、会合を開いて)メンバーと相談したかった。が、片山さつき地方創生担当大臣がせっかく(無理して)時間を作ってくれたのだ。準備期間が短くてもやるしかない。明日、全員に電話して、番組の流れを伝えておくつもりだ。

 さて、ここからは時間がなくて書けなかった総裁選ブログの続編。先の自民党総裁選において、群馬の党員票は石破元幹事長が安倍総裁を約千票、上回った。結果は、安倍候補が6802票、石破候補が7847票だった。

 仮にも安倍選対の群馬の責任者を引き受けたからには、1票差でも勝ちたかった。言い訳を言う前に、安倍総裁にお詫びしたい!総理、力不足で、本当にごめんなさい!!

 ただし、群馬の安倍陣営が手を抜いたわけではない。安倍総裁への支持を表明した(県選出10人の議員のうちの)8人の国会議員は、協力して安倍総裁3選を実現するための集会を開催した。石破陣営は、特に支援集会は開いていない。電話作戦も8人で手分けして真面目にやった。

 石破支持を明確にしたのは小渕優子衆院議員のみ。ちなみに、優子さんの行動は「それはそれで立派だ」とブログに綴った。どっちつかずより、ずっといい!!

 過去のブログにも書いたが、勝敗を分けたのは両陣営の運動量の差ではない。もともと群馬では、6年前(2012年)の総裁選の時から、石破さんへの支持が高かった。前回の得票は石破候補が6774票、安倍候補が2224票。トリプルスコアで負けているのだ。それに比べたら、今回は相当、票を上積みしたと言っていい。

 それはそうとしても、(圧勝は無理でも)「何とか石破氏に競り勝てるのではないか?」とタカを括っていた面は否定出来ない。(反省)周りの人たちも同じような認識だった。

 事実、翌日の地元紙には、「この結果(群馬の党員票)は意外だった」「ちょっと驚いた」という県議や党員の声が紹介されていた。

 群馬の党員票で負けた原因は次の3つだ。

(1)6年前の党員投票で「3倍の票差で圧勝した」石破支持の流れが根強く残っていた。逆に言うと、安倍陣営にその傾向を覆すほどの勢いがなかったということだ。
(2)保守王国であるにもかかわらず、群馬では一連の疑惑に対する政府の説明に納得していない党員が多かった。
(3)最初からメディア等で圧勝が伝えられていたこともあり、安倍陣営に(少なくとも群馬の応援団長である自分に)危機感や切迫感が不足していた。

 正直に白状する。どの派閥にも属していないボヘミアンにもかかわらず、群馬の選対責任者として(ブログで宣言したとおり)「出来る限りのこと」をやった。自らの信条として、敵方と内通したり、寝返ったりすることは絶対にない!!

 しかしながら、「死に物狂いで頑張った」わけでもない!この点も、安倍総理に謝られねばならない!総理、もう一度、ごめんなさい!!

 正直に言うが、安倍総裁の再選が確実な状況なのに、そこまでして石破潰しのようなことをやる必要はないと思った。石破さんが立候補してくれたからこそ、オープンな総裁選が実現したのだ。しかも、唯一、石破支持を明言していた小渕優子氏の立場も頭を過ぎった。優子さんも大事な県連の同志なのだ。

 今回の群馬での党員投票の結果に関して最も深刻だと思うのは、「安倍政権に対して、県民(国民)が釈然としない気持ちを抱いている」と改めて分かったことだ。今日もバーベキューの会場で複数の参加者(自民党支持者)から同じ趣旨のことを言われた。

 「一太さん、悪いけど、オレは今回の総裁選で石破さんの名前を書いた。一太さんがいつも言っているように、安倍総理自身が森友学園や加計学園の問題で何か悪いことをしたとは思っていない。」

 「でもね、モリ・カケに関する政府の説明には全く納得出来ない。財務省の公文書改ざんの問題も曖昧なままじゃないか!俺も含めて、国民の大半は総理が嘘をついてるんじゃないかと疑っている。それって、マズいよね!」

 このひとの言葉に象徴される県民(国民)の不信感が、総裁選での党員投票の結果に現れた。そう考えて間違いない。国民の前で「膿を出し切る」と言ったからには、「膿を出し切る」最大限の努力を続けて欲しい。

 さあ、腹筋と背筋の時間だ。