2018年10月8日

 22時過ぎ。東京に向かう新幹線の車中にいる。

 今晩は、太田市内の某イタリアン・レストランで行われたディナーショーに足を運んだ。このレストランの経営者は、若手を中心とした山本一太の応援団「太田一太会」の会長をお願いしている気鋭の経済人。「まち興し」のために考案された地ビールも飲めるお洒落な空間だ。

 ショーの主役は、宮本貴奈さんというジャズ・ピアニスト。パフォーマンスが始まる少し前に入店。案内されたテーブル席は、ステージを見るのに最高の場所だった。(感謝)

 彼女のピアノも良かったが、何と言ってもスゴかったのは、スペシャルゲストとして現れた八神純子さんの歌だった。

 考えてみたら、八神さんとは同学年。同じ1958年1月生まれだ。20歳の誕生日にリリースされたあの「思い出は美しすぎて」から40年も経っているのに、声量が全く衰えていない。

 いや、よく聴き比べてみれば、恐らく声の質や張りなんかは変わっているはずだ。が、年齢を重ねた今の歌には、また違った魅力がある。1つ1つの歌詞が心に響いた。個人的には、今のほうが好きだな。😊

 アーティストっていいなあ。人生経験が全て表現力に繋がる。

 大学時代、初めて「思い出は美しすぎて」をラジオで聞いた時、このひとの歌唱力に驚いた。こうも感じた。「この若さで、なぜこんな艶っぽい声を出せるんだろうか?!」と。

 「声帯」は年齢と共に衰える。往年の大物ミュージシャンたちも、50歳を過ぎると、(特にライブでは)大抵、オリジナルキーを下げて歌うようになる。が、八神純子さんは全く音程を下げていない。😵‼️

 「歌手・八神純子」をブレイクさせた3枚目のシングル「みずいろの雨」(「パープルタウン」と並ぶ彼女の代表曲)は、もう鳥肌ものだった。「この天性の美声を維持するために、陰でどれほどの努力をしているのだろうか?」そう思わずにはいられなかった。

 参議院議員である山本一太も、11月4日、高崎で最後の「政経セミナー&音楽ライブ」(群馬縦断ツアー第6弾)を開催する。ツアーの最後を飾るファイナル・イベントだ。20年前に作ったオリジナル曲たちは、ずっと同じキーで歌い続けている。BONJOVIのナンバーもそうだ。(笑)

 友人の音楽プロデューサーが言った。「一太さん、還暦になって、むしろ音域が広がってますよ!」と。

 プロの中のプロ、八神純子さんとはレベルも次元も違う。(笑X2)でも、音楽を愛する気持ちは同じだ。今晩、同世代の素晴らしいミュージシャンから勇気とエネルギーをもらった!!

 八神純子さん、とても素敵なステージでした!!東北大震災の被災地への支援活動にも注目しています。ぜひ100歳まで歌い続けてください!!

 あ、もう東京駅。