2018年9月23日

 午前9時過ぎ。地元に向かう新幹線の車中でパソコンを起動させた。

 午前7時30分からフジTVの「報道プライムサンデー」に出演。「新報道2001」の時代に比べると、議論の流れがスピーディーになった感じがする。パトリック・ハーラン氏(パックン)のテンポがいい!

 片山善博教授の分析は相変わらず鋭いが、落語家の立川志らく師匠の視点も分かりやすかった。テレビのスタジオで会うのは初めてだったが、志らくさんて、いいなあ。😊

 それにしても、フジTVの討論番組(報道番組?)は最近、「プライム」という冠を使うケースが増えているようだ。BSフジの「プライム・ニュース」の評価が高いからだとは思うが、(逆に言うと)他の報道番組が「視聴率」で苦戦しているということなのかもしれない。

 そう言えば、元祖「プライム・ニュース」からも来週某日に出演依頼をもらっていた。が、日程の都合で受けられなかった。(残念)懲りずにまた声をかけてください!

 さて、政界にも、メディアにも、いわゆる「石破嫌い」というひとたちがいる。その人たちが口を揃えて言うのは、「石破さんは党内で全く人気がない!国民からも評判が悪い!」ということだ。

 20年間、ずっと安倍総理を応援し、今度も「安倍晋三」と書いた山本一太の石破評は違う。今回の総裁選で国民の感覚に近い「党員」から45%の支持を得たことで、ある意味、石破氏の政治家としての「魅力」(国民に対するアピール力)は証明されたと思っている。

 事実、安倍総理も「石破氏の強み」と評価していた「演説力」は、党員票での終盤の猛追に相当、貢献した気がする。投票日があと数日先だったら、さらに接戦になっていた可能性もある。

 国会議員票はもちろんのこと、党員票でも安倍総裁の圧勝を予測するむきが多かった。その中で、石破候補が250票を超える得票をマークしたのだ。どう考えても「健闘した」という表現が正しい。石破氏が3年後の総裁選でも有力候補の1人なることは、ほぼ間違いないと考えている。

 以前からこのブログに書いているように、「次の総理にふさわしいひとは誰か?」という世論調査において、一貫して安倍総理と並ぶ支持を得ているのは(小泉進次郎議員を除けば)石破氏だけだ。

 たとえば、朝日新聞社の9月の世論調査。自民党総裁選の候補者2人のうち「どちらが次期総裁にふさわしいか?」という質問に関して、安倍晋三首相という回答が39%。対して、石破茂・元幹事長が27%という結果になっている。

 すなわち、石破元幹事長は(小泉進次郎議員とは違う意味で)自民党の大事な財産(アセット)なのだ。

 なるほど、6年も政権が続けば、そこには嫌でも「既得権益を持つ勢力」が出現する。あらゆる分野において、安倍内閣続投でメリットを得る人々が存在する。

 いつ頃からだろうか?そういう人たちが、勝手に忖度して、「安倍総理を少しでも批判する国会議員(政治ライバル?)を攻撃する!」みたいなシステム(?)が出来上がっている。そんな気がしてならない。

 たとえば、ネット上では、「石破氏は安倍政権に後ろから鉄砲を撃っている。そんな議員は早く自民党から出て行け!」みたいな主張が目立つ。が、どうも一部の人たちが意図的に仕掛けているように見える。「偏狭な党内世論を意図的に作ろうとする」動きに惑わされてはならない。いつも自分にそう言い聞かせている。

 党内の大部分の議員と同様、安倍内閣の6年間の実績を高く評価している。「安倍総理の続投こそ国益だ!」という確信も揺らがない。「外交の総決算も経済の立て直しも、安倍総理にやり遂げてもらうしかない!」と心から思っている。

 が、そんな自分の目から見ても、昨今の「勝手に忖度&攻撃現象」には強い違和感を感じる。というか、スゴく気持ち悪い!!😫

 あ、もうすぐ高崎駅のアナウンス。