2018年9月21日

 今日は午後から地元。夕方からは館林市議選を回る。この地区の新後援会を立ち上げた際、とてもお世話になったひとたちがいる。無理しても行かねばならない。

 今日は確か安倍総理の誕生日だ。昨日、その総理に「群馬の党員票での勝利」をプレゼント出来なかったのは残念だった。安倍選対の群馬の責任者を引き受けたからには、何とか勝ちたかった。総理、ごめんなさい!🙏

 今回の総裁選で、自民党群馬県連は中立の立場を取った。県連会長であり、無派閥(ボヘミアン)である自分が、安倍応援団として「他のひとより前に出る」のは避けたかった。本来なら、安倍総裁支持を鮮明にしていた「派閥」が中心になるべきだと考えていた。

 しかしながら、群馬県には(細かいことは書かないが)配慮しなければならない内部事情があった。山本一太は、あくまで8人の有志議員の1人に過ぎない。でも、県内の安倍総裁応援の動きをまとめていくためには、自らが一歩前に出て調整せざる得ない状況だった。もちろん県連会長としてではなく、自民党参院議員の1人として。そこらへんの筋は貫いたつもりだ。

 自分が引っ張らなかったら、「安倍総裁を実現する有志の会」の集会も、その後の電話作戦も、なかなかスムーズにいかなかった気がする。

 それでも、7人の有志議員と連携してこの総裁選を戦えたことは、とても嬉しかった。党員票では敗れたものの、6年前に比べれば、大幅に票数を増やした。

 これは8人全員(福田達夫衆院議員、尾身朝子衆院議員、上野ひろし衆院議員、中曽根康隆衆院議員、羽生田たかし参院議員、中曽根弘文参院議員、山本一太)の力だと思う。皆さん、お疲れ様でした!!

 集会への人集めも、電話作戦も、個々の議員が真面目に与えられた役割を果たした。全員が同じように貢献した。

 自分の場合(他の議員もそうだと思うが)、後援会関係者(特に企業後援会幹部の人たち)には手紙を送った。ほぼ全員の県議に電話し、主な職域団体の代表にも連絡を取った。

 急遽、やることになった「有志の会」に関しては、当日の式次第を考え、電話で来賓挨拶等を調整し、パソコンを使って司会進行の流れ(司会者へのメモ)を作った。(ふう)数日しか取れなかった夏休みを返上した。😪まあ、仕方がない。他にやるひとがいなかったのだ。(笑)

 過去のブログでも触れたが、今度の総裁選では、県選出10名の国会議員のうち、8名が安倍総裁への支持を表明。石破候補を支持したのは小渕優子衆院議員1人だけだった。政治家としては分かりやすくていいと思う。優子さんにも「お疲れ様!」と言いたい。

 群馬県内で、石破陣営の動きが特に活発だったとは思わない。事実、支援集会をやったのは安倍陣営だけだった。各地区の担当秘書にもアンテナを立てさせていたが、相手陣営の目立った動きはなかった。県議も、安倍総裁を応援してくれたひとのほうが多かったと思う。

 すなわち、運動量では、明らかにこちらが勝っていた。それでも負けたのだ。ひとことで言うと、群馬県の党員の人たちは「そういうムード」なのだ。一般県民の感覚と言い換えてもいい。

 今回、なぜ党員票で勝てなかったのか?!次のブログで細かく分析する。保守王国と呼ばれる群馬の党員投票の結果は、ある意味、象徴的だ。ここから何を学び、どう政権運営に生かしていくか?!そこが重要だ。