2018年9月1日

 

 前回のブログにこう書いた。「自民党北海道連が新たな候補者選考方式を大々的に発表し、そのことをメディアが大きく取り上げた段階で、北海道の公認問題は来夏の参院選全体に影響を及ぼすイシューになった」と。

 「誰がどう公認候補に選ばれるのか?」を最後まで注目し、このブログでフォローしたいと思う。さっそく続編を綴る。

 少し前に、Googleで「自民党北海道連、参院選候補者選考」と検索してみた。関連情報は7万2千件。最初のページのトップに出て来たのは、8月3日付けの毎日新聞の記事だった。その次(2番目)には、昨日、山本一太がこの件について書いたブログがさっそく出現している。👍

 相変わらず、Googleのページランクは高い。これが「直滑降ブログ」の最大の強みなのだ。😆

 この「ちっぽけな空間」で取り上げた問題の関連情報がたとえ数百万あったとしても、シリーズを掲載すれば、大抵、そのうちの(最新の)1本がフロントページに現れる。これこそ、他の政治家のブログとは決定的に違う影響力の証明だと考えている。

 さて、昨日(8月31日)の北海道新聞(電子版)に以下のような記事がアップされていた。

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          「参院選自民候補5氏応募そろう 道選挙区 高橋知事は他薦」

 来夏の参院選道選挙区(改選数3)の自民党公認候補選びで、高橋はるみ知事(64)の後援会「北海道を愛するみんなの会」の副会長を務める函館商工会議所の松本栄一名誉会頭が30日、高橋氏を推薦する書類を党道連に提出した。中川賢一札幌市議(51)=中央区=と柿木克弘前道議(50)も応募し、書類提出は計5人になった。

 高橋氏の推薦書類は、後援会事務所長が代理で持参。関係者によると、松本氏を代表に道内各地の経済人ら約10人が推薦人に名を連ねた。松本氏は「北海道を愛するみんなの会・函館」の会長も務める。北海道新聞の取材に対し「知事の今後の選択肢の幅を広げたい」と語った。

 自民党札幌市支部連合会が推す中川氏と、2016年の前回参院選で次点だった柿木氏は、ともに自薦。

 自民党は2人擁立に向け、選考にかける顔ぶれを31日まで自薦・他薦で募っている。自民党員の支持者100人の名簿提出が条件。29日には現職の伊達忠一参院議長(79)が他薦、岩本剛人道議(53)=札幌市清田区=が自薦で応募した。道連は伊達氏に対し、報道で自ら候補を目指す考えを表明したとして、自薦に切り替えるよう求めている。(佐藤陽介)
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 なるほど、もし高橋はるみ知事が参院選に出馬ということになれば、(実績や知名度等から考えて)間違いなく強力な候補者になるだろう。

 自分が不思議に思ったのは、記事の最後の部分。「他薦で応募した現職の伊達議長に対し、道連が自薦に切り替えるよう求めている」という件だ。

 自らは何の意思表示もしていない高橋知事が「他薦」なのはよく分かる。が、現職の伊達議長がメディアに対して自らの立候補を表明したというのが事実なら、堂々と「自薦」で応募するのが筋だろう。

 「自薦にすべき」という道連の主張はもっともだ。なぜ伊達議長が「他薦」の形を取りたいのか、外から見ると理解に苦しむ。(苦笑)何かの辻褄を合わせるため(?)だろうか?!

 いずれにせよ、選考方法は「道連」(=選考委員会)が決める。自民党のイメージが悪くならないよう、透明な形で手続きを進めて欲しい。

 あ、お湯が沸いた。熱い紅茶を一杯飲んでから、シリーズ「参院の存在感と三権の長の権威を失墜させた伊達忠一議長の2年間〜同じ過ちを繰り返すな!」のその5に取りかかる。