2018年8月23日

 夕方の新幹線で高崎に向かっている。18時から群馬県の理学療法士連盟との懇談会。某県議にも同席してもらう。

 午前11時から新橋演舞場で新作歌舞伎「NARUTO」を見た。世界的にヒットした忍者漫画を題材に創られたニュー感覚の舞台だ。

 主演は、主人公の「うずまきナルト」とライバルの「うちはサスケ」のダブルキャスト。ナルトを坂東巳之助が、サスケを中村隼人が演じる。この2人、スーパー歌舞伎「ワンピース」でも注目を浴びる気鋭の若手歌舞伎役者のコンビだ。

 驚いたのは、ナルトとサスケの宿敵とも言える「うちはマダラ」を、市川猿之助と片岡愛之助が交互に演じていること。豪華キャストに加え、大仕掛けの舞台装置にも、衣装の素晴らしさにも圧倒された。音楽もいい。

 現代劇をベースにしながらも、随所に歌舞伎の要素を取り入れた演出も見事だった。この内容なら、歌舞伎を見たことのないひとでも十分に楽しめるはずだ。😆 クールジャパンコンテンツとしても注目したい。

追伸:議員会館事務所に戻る途中で、在日本ガーナ大使館に立ち寄った。亡くなったコフィ・アナン元国連事務総長の追悼の記帳をするためだった。

 若手議員だった頃、仲間の議員に呼びかけて「日本の国連貢献を考える議員連盟」を立ち上げた。そのままその議連の事務局長に就任した。そんな関係から、当時のアナン事務総長には、ニューヨークと東京で何度もお目にかかる機会があった。

 知的で、思慮深くて、誰からも信頼される人格者だった。会う度に、「日本の国連貢献、国際社会における役割を高く評価している」と本当に立派な方だった。心から追悼の意を表したい。(合掌)

 あ、間もなく高崎のアナウンス。