2018年8月5日:パート2

 運動して熱いシャワーを浴びた。夕食の前に、本日2本目のブログを書く。

 9月の総裁選への出馬が確実視される石破茂元幹事長はもちろん、今回、立候補を見送った岸田文雄政調会長も、推薦人集めで苦戦が伝えられている野田聖子総務相も、過去20年でNo.1の外相だと確信する盟友の河野太郎外務大臣も、世論調査では安倍総理と並ぶ人気を誇る小泉進次郎・筆頭副幹事長も、自民党にとっては貴重な財産(アセット)だ。

 いつも思う。自民党は、このひとたちを潰すようなことをやってはならない、と。それは、自分で自分の首をしめるようなものだ。

 何度も言うが、安倍政権は未来永劫、続くわけではない。そして安倍首相がいなくなった後も、自民党は続く。だいいち、長くても3年後には、誰かが安倍総理の後を継がなくてはならないのだ。そのためには、「ポスト安倍」の総裁候補(総理候補)を、今から1人でも多く育てておく必要がある。

 そうだとすると、次の次あたり(?)の舞台には、小野寺五典防衛大臣とか、先日、「直滑降ストリーム」に出演してくれた西村康稔官房副長官なんかも「新しい党の顔」として浮上して来るんだろうなあ。

 総裁選は国民に未来の総理候補を知ってもらうための最高の舞台にもなる。だからこそ、オープンな選挙をやるべきなのだ。万一「無風選挙」になったとしたら、国民の間から、さっそくお馴染みの「密室批判」なるものが噴出するだろう。

 いずれにせよ、このままの「安倍一強」(安倍総理頼み)が続くようなら、国民にアピール出来る後継者が不在のまま、その時(安倍首相の勇退?)を迎えることになる。そうなったら最悪だ。😓

 さて、ここからは「その6」の続編。前回のブログで、ある新聞記者から、「もし吉田幹事長が今回、石破さんの支持に回ったら、安倍総理は怒りますかねえ?」と聞かれと書いた。「それはない。総理はそんな懐が狭くない!」と即答したことも。

 総裁選をめぐる吉田幹事長の動きに関して、某若手議員からも、こんな質問が来た。(だから、オレは政治評論家じゃないんだってば。😝)

 「一太さん、もし参院平成研が石破支持になったとして、そのことでこのグループの参院議員(改選組)が、官邸や自民党本部から意地悪されるなんてことは、あるんでしょうか?!」

 これも、きっぱり否定した。

 「それはあり得ない!(笑)参院選で勝つ、すなわち1議席でも多く獲得することが、安倍政権と自民党の安定に繋がる。間違っても、官邸や自民党執行部が1人たりとも公認候補の足を引っ張るような自殺行為をやるわけがない!そうでしょ?!そもそも、安倍総理がそんなことをやるはずがないじゃないか!」

 「え?総理はそんなことをしないとしても、総理の周りのひとたちはどうかって?!それもないと思うよ。それでも万が一、来夏の参院選で、参院平成研の現職候補が『総裁選で安倍総理を応援しなかったから』という理由で、上層部(?)から何らかの嫌がらせを受けるようなことがあれば、山本一太の『直滑降ミサイル』(言霊ミサイル)が策源地をピンポイントで徹底的に攻撃する!何回でも、何日でも。そんなことは、絶対に許さない!!💢」

 ここまで書いて、気がついた。「自分は参院平成研の正式メンバーではない。が、吉田グループの『客分』なのだ」と。(笑)そう言えば、時代劇とか、映画の任侠シリーズに出て来る「00一家の客分」って、大抵は、困った時の「用心棒」だったよなあ。(笑X2)

 4日前に吉田博美幹事長に会った際、来年の参院選の状況にも話が及んだ。改めて持論を繰り返した。

 「このままだと、自民党は次の参院選で必ず負ける。思った以上に議席を減らす公算が高い!」

 この件については、次回のブログで。