2018年8月5日

 自民党群馬県連に所属する県議は32名。「県連会長選挙規約」によれば、県議団執行部と党紀委員長の6名は、もともと県連会長選挙の候補者の推薦人にはなれない決まりだ。すなわち、推薦の署名をもらえる県議は、最大でも26名ということになる。

 県連会長選挙に出馬するためには、このうちの2名以上に推薦してもらう必要がある。ちなみに立候補要件は「2人以上の県議(もしくは支部長)及び1人以上の国会議員の推薦」だ。

 今回、再選を目指して2度目の県連会長選挙に立候補するにあたっては、26名中、過半数を超える16名の県議から推薦人の署名を頂戴した。(感謝X20)

 本気でやればもっと増やせたと思う。が、相手の立場や過去の会長選の経緯等を踏まえて、「誰に推薦をお願いしたらいいか?」を慎重に考えて決めた。県連所属の国会議員のほうも同様だ。自分を除く9名のうち、6名からの推薦を得た。(感謝X20)

 県連会長続投について異論を唱えるひとは(幸運なことに)1人もいなかった。もっと重要なのは、より積極的に応援してくれた(=推薦人を受けてくれた)議員が県連全体の7割に達したということだ。これはスゴく意味がある。(ニッコリX10)

 過去のブログにも書いたように、32名の県議全員に会って公約を説明し、協力を要請した。若手だろうが、ベテランだろうが、敬意と誠意を以て接したつもりだ。

 何より嬉しかったのは、署名をお願いした国会議員、県議の全員が快く承諾してくれたこと。😆特に、過去2年間、個々の県議のひとたちと真剣に付き合い、県連活性化のために努力したことを、大多数の県議が評価してくれた。

 こんなに大勢のひとから推薦を得たのだ。万一、選挙になったとしても(望むところではあるが)絶対に負けられない!!

 さて、ここからは「その4」の続き。山本一太の立場は極めてシンプルだ。もし吉田博美・参院自民党幹事長が総裁選で安倍総理を支持すると決めれば、同じ候補者を応援することになる。

 逆に吉田氏が石破元幹事長を支援すると決めた場合には、(苦渋の決断であることも踏まえて)その方針を全面的に支持する!「実はそれが自民党全体のためであり、来夏の参院選にもプラスに働く」と発信する!! それだけのことだ。

 先日、ある記者からこんなことを聞かれた。

 「一太さん、吉田幹事長が石破さんの支持を決めたとしたら、安倍総理は吉田さんに怒りませんかね?」と。こう答えた。

 「え?あの懐の広い安倍総理が、そんなことで怒るわけないでしょう。(笑)総理は嘘をつかない吉田氏を信頼している。吉田さんの今の苦しい立場もよく理解しているもの。」

 「そもそも、野党時代の自民党総裁選で、安倍総理が勝利を収めることが出来たのは、吉田さんが決戦投票で安倍総理を応援してくれたからに他ならない。あの時、参院平成研の17票がライバル候補に投じられていたら、2度目の安倍総裁は誕生していなかった。これは紛れもない事実だ。」

 「そうなっていたら、その後の自公による政権奪還はなかった可能性もある。この5年半の実績も存在していなかった。総理はそのことをよく分かっている。」

 「その後、何回か3人で夕食を食べた。過去の総裁選の話題も出たが、安倍総理はこの時の恩義を忘れていない。苦しい時に助けてくれたひとを大事にする。そういうひとだからこそ、窮地に陥っても仲間が離れない。実はこれが安倍総理の最大の強みだと思うな。」

 「さらに言うと、この2年間、安倍内閣は何度か厳しい試練に直面した。安倍首相を一貫して応援して来た自分でさえ、モリ・カケ問題に関する政府の説明には十分、納得していない。ましてや、断じて許せない財務省の公文書改ざん問題の真相解明が出来たとは到底、思えない。(怒)」

 「そうした中でも、参院自民党の司令塔である吉田幹事長は、議員総会等の席で、何度も安倍総理への支持を呼びかけてくれた。ことあるごとに、『苦しい時だからこそ、参院が一致団結して安倍内閣を支えていこう!』と呼びかけてくれた。そのことは、総理にも十分、伝わっていると思う。」

 さあ、ブログはこのくらいにして、ストレッチをやる。この続きは「その6」で。