2018年7月4日:パート2

 昼12時。新幹線で地元に向かっている。夕方まで沼田市内を中心に挨拶回りをやる。7月29日に利根沼田文化会館大ホールで開催する予定の「政経セミナー&ライブ」への協力をお願いするためだ。頼りになる後援会長と市議会議長が同行してくれるとのこと!(感謝)

 夜は県議4名との夕食会。8月の県連会長選挙の候補者公約を説明し、ストレートに選挙での支援を要請する。山本一太の辞書に「小賢しい計略」なんてない!(笑)

 あ、そうか。ちょうど総理公邸で群馬の自民党県議団が安倍首相との昼食会に臨んでいる頃だ。安倍総理、今回は貴重な時間を作っていただき、心から感謝申し上げます。え?もちろん、安倍総理とは事前に電話で相談している。これでも一応、自民党群馬県連会長なのだ。(笑X2)

 それにしても、参院の選挙制度改革をめぐる伊達忠一参院議長の対応には、ため息しか出ない。😔「三権の長」って一体、何だろうか?!😂この問題が決着したら、遠慮なく自分の意見を言わせてもらう。

 ある会議で発言した。「安倍内閣だから持ちこたえられているが、国民は政府の説明に納得していない。このままだと来年の参院選挙は負ける!」と。

 もちろん、自分が発し続けている警告は、ほとんど誰の耳にも届いていない。(ガクッ)いかにも危機感を持っているかのようなフリをしているだけだ。(苦笑)安倍首相の個人的人気と実績と運気がもたらした未曾有の国政選挙5連勝の中で、細胞が弛緩しきっている。そうとしか言いようがない。(ため息)

 最近、よく思う。周りの人たちは、大物現職が次々に落選し、与党が過半数を失ったあの第一次安倍政権下の参院選挙の記憶を失くしているのだろうか、と。衆院の仲間たちは、自民党が政権から転落した2008年の総選挙の惨劇さえも忘れてしまったのだろうか、と。

 自民党にとっては悪夢とも言うべきあの政権交代選挙では、最初から最後まで全国各地を応援に飛び回った。頼まれて足を運んだ選挙区の8割の現職が落選した。

 あの時、小選挙区で勝った自民党の候補者は70名弱しかいなかった。残りの約50名は比例復活で救われたのだ。永田町の選挙研究家の目から見ると、本当に選挙の強い自民党衆院議員は(実は)そんなに多くない。

 2008年の衆院選で落選した現職の多くは、安倍内閣における2回の総選挙で復活を遂げた。が、自分はあの年、並んで街頭に立ち、落選した全員の表情を生涯、忘れない!それだけに、今の党内の危機感の欠如には唖然とする!!

 あ、もう上毛高原駅。次回のブログに続く。