2018年6月2日

 22時過ぎ。高崎の自宅でパソコンを開いた。

 14時からの山本一太全県後援会代表者戦略会議は、予定どおり90分ぴったりで終わった。各地区の後援会から360人の代表者(組織の中核で支えていただいている方々)が駆けつけてくれた。(感謝)皆さん、お忙しい中、本当にありがとうございました!

 冒頭のプレゼンの中でも強調したが、地域によって事情が違う。後援会活動の進め方も異なる。だから、自分にとっては1300人の集会も、20人の会合も真剣勝負だ。規模や形式に関わらず、どの地域の国政報告会も全て同じくらい大事な集まりだった。これからもそうだ。

 そうした中でも、現職の複数の首長(市長や町長)に新たな後援会の代表を快く引き受けていただいた。そして、実際に500人、1000人を超える参加者を集めた国政報告会が開催出来た。ある旧町村地区に誕生した後援会は、その地域だけで千人以上の名簿を集めてくれた。こうした政治集会を立ち上げるために、秘書たちが日頃からどれだけの努力を積み重ねているか、どれほど地元の支援者の方々に助けていただいているか、それを思うと胸が熱くなる。😄

 地元の音楽祭に呼んでくれたり、パネルディカッション方式の国政報告会をアレンジしてくれた地域後援会もあった。2つのTV番組が山本一太(正確には地元秘書)の政治活動を取材に来た際には、経営する工場を見せてくれたり、喜んでインタビューに応じてくれた後援会メンバーの人たちがいた。

 政治は言葉ではなく現実だ。実際に各地でこんなに素晴らしい人たちに応援をいただき、これだけの政治イベントが実現している。こんなちび政治家にも「少しはいいところがあるに違いない」と思っても許してくれるでしょう?!😆

 先ほど、地元&東京の7人の秘書全員に電話した。ひとこと「お疲れ様!」と言いたかった。同時に(個々の秘書から)今日の会議に対する各地域の反応を聞いた。

 会議終了後、会場の出口で参加者を見送った。大勢の人たちと握手をした。その時の感触や会場の雰囲気、秘書たちの報告を総合的に分析すると、8割は「演説は力強かった!」「一太さんの気持ちは伝わった!」「しっかり頑張るよ!」みたいなポジティブな反応だったと思う。特に「既に国政報告会を終えている地域」の人たちからは、次々に熱い激励の言葉が届いている。

 反面、「もっと謙虚にお願いすべきだ!」「我々の気持ちをもっと分かってもらいたい!」という意見もあったようだ。こうした声にも真摯に耳を傾け、「選挙に勝ち抜ける態勢」を作っていきたいと思う。

 唯一、全県の状況を俯瞰的に見ることの出来る自分の感覚(直感)が正確であることも再認識した。「どこにどんな温度差があるのか?」「その原因は何なのか?」もよく分かった。

 各地区担当秘書の努力と地域の支援者の人たちの温かい応援のお陰で、全県の後援会ネットワーク拡充作業は着実に進んでいる。が、あらゆる人たちと万遍なくコミュニケーションを取るのは難しい。鶴舞う形の群馬県は本当に広いのだ。(ため息)自分自身で情報収集をする努力が足りなかったことも痛感した。(反省X10)

 23年間、政治家をやってみて到達した当たり前の真理。それは、「誰からも評判のいい人間、ましてや万人から好かれる政治家なんてどこにも存在しない!」という事実だ。(笑)

 そりゃあ、そうだろう。あるひとにとっては長所(たとえば「積極性がある」)でも、他のひとから見たら短所(「でしゃばり過ぎで嫌だ」)に映るのだ。加えて言うと、何か少しでも新しいことをやろう(=現状を変えよう)とすれば、必ず既得権益を持つ人々からの反発を招く。それが世の中の常だ。

 その意味で言うと、その政治家の評価を決めるただ1つの基準は「選挙の得票」しかない。激戦は必至でも(たとえ実際には難しくても)「得票60万票、得票率75%」の目標(旗)を掲げたまま、最後まで突っ走る!ゴチャゴチャ言い訳したり、回りくどい言動をしたり、そんな面倒なことはしない。(笑X2)そんな余裕もない。

 自分が欠点だらけの人間、欠陥だらけの政治家であることは十分、自覚している。様々な批判にも謙虚に耳を傾け、少しでも「いい人間」になれるよう努力を続ける。当然のことだ。それでも、素のままの山本一太のスタイル(常にど真ん中の直球)を支持してくれる、そういう人たちの応援で当選したい!そして、苦境にあっても自分を支えてくれた方々に恩返しをする(=故郷の発展に貢献する)ためには、一票差でも勝ち抜かねばならない!

 調子のいい時には(放っておいても)周りにひとは集まって来る。苦しい時にこそ助けてくれるひとを大事にする。ひとから受けた恩義は忘れない。それが上州人(群馬県人)の信義というヤツでしょう。

追伸:
1.明日は新潟県知事選挙の応援に入る。今晩の運動は休み。こんな寝不足のまま走ったら、それこそ心臓に負担がかかる。もう還暦(60歳)なのだ。😓

2.知事選出馬への待望論があることに関しても、逃げずに本音を語った。それで良かったと思う。そうじゃなかったら、質疑応答の時間に(少なくとも5、6人の幹部から)「群馬に戻って来て欲しい!」という声が間違いなく上がっていたはずだ。(ふう)

 知事選への言及はなかったものの、北朝鮮情勢、森友・加計問題、地域振興策等についての質問が出た。1つ1つ丁寧に対応した。