2018年5月22日

 13時。議員会館事務所にいる。今日は午前10時から政調審議会。会議にかけられた7本の議員提出法案は全て了承された。

 昼12時から参院自民党執行部会。午後からも金融関係者とのミーティング、マスコミのインタビュー、勉強会等が続く。

 加計学園の獣医学部新設をめぐる愛媛県の新たな文書が出現した。国民は「もういい加減にしてくれ!」と思っている。事実、週末の地元の国政報告会では、野党批判も増えて来た。「森友・加計はもういい!北朝鮮問題とか経済とか、国会でもっと議論すべきことがあるだろう!」という意見も多い。

 が、今回の新文書の影響を過少評価してはならないと思う。安倍総理自身の発言の中身にスポットが当たっているからだ。ある意味、柳瀬元秘書官の「記憶の限り…」答弁より、国民が抱く印象は良くない気がする。(ため息)もう少し明確に説明したほうがいいのではないか。

 

 何度も言っているように、最大のポイントは(森友でも加計でも)「安倍総理が首相という地位を利用して何か不当な便宜供与を図った(ましてや何らかの違法行為を行った)」みたいな証拠は一切、出て来ていないことだ。すなわち、どう考えてもそういう事実はない!(断言)にもかかわらず、辻褄合わせの負の連鎖が問題をここまで大きくしてしまった。😓明らかに「初動の対応」を誤った気がする。

 

 それはそうとしても、内閣のトップである安倍首相自身が「徹底解明して膿を出し切る!」と何度も宣言したのだ。ぜひそのとおりにやっていただきたい!国民の7割以上が、証人喚問での佐川元理財局長の答弁にも、参考人招致での柳瀬前総理秘書官の発言にも納得していない。その事実をもっと真剣に受け止めるべきだと思う。

 

 明晩の「直滑降ストリーム」に前嶋和弘・上智大学教授がやって来る。多忙な中、2度目の出演を快諾してくれた。(感謝X10)気鋭の米国専門家とトランプ政権の内政・外交を分析・検証する。皆さん、ぜひご覧ください!!