2018年5月2日

 米国出張期間4日間のうちの2泊は機中。実質的な視察は、4月28日の午後から29日の夜までの1日半だった。視察先の概要と感想を少し詳しく書いておきたい。

 現地時間の28日にロサンゼルス空港に到着。昼前には、リトルトーキョーにある「都ホテル」(日本の都ホテルとは何の関係もないらしい(笑))にチェックインした。街中を少し散策した後、ホテルの近くにある和食レストランで昼食。エネルギーを補充して、ハリウッドの「ジャパンハウス」に向かった。

 14時。ハリウッドのハイランドモール内にある「ジャパンハウス」へ。海部優子館長を含む関係者が待っていた。館長自らの案内で施設や展示イベントを見学しながら、「ジャパンハウス」の現状や今後の活動計画等について聞いた。

 ちなみに「ジャパンハウス」とは何か?外務省のHPでは、次のように説明されている。

「ジャパン・ハウスは,日本の多様な魅力を「世界を豊かにする日本」として発信することにより,知日派・親日派の裾野を一層拡大することを目的とした新たな拠点。」

 「日本に関する様々な情報がまとめて入手できるワンストップ・サービスを提供するとともに,レストラン,ショップ等を設置し,民間の活力,地方の魅力なども積極的に活用したオールジャパンでの発信を実現し,更に,専門家の知見を活用しつつ,現地のニーズにきめ細かく対応して現地の人々の共感を呼ぶよう工夫する。」

 「平成29年4月にサンパウロのジャパン・ハウスが開館,同年12月にロサンゼルスのジャパン・ハウスが一部先行開館。今後はロンドン及びロサンゼルスでの全館開館を予定。」

 「ジャパンハウス」が入居したハイランドモールと言えば、アカデミー賞の授賞式会場もある有名な総合エンタメ施設。まさにハリウッドのど真ん中に位置している。なるほど、四六時中、観光客等で賑わうこの場所に拠点を設けたのは、ひとつの考え方だと感じた。中途半端が一番、良くないもの。要は「立地の強みをどう生かせるか?」だと思う。

 ロサンゼルスの「ジャパンハウス」は、このモールの2階部分と5階部分から成る。昨年末に2階部分だけが先行開館した。ここには、日本の伝統工芸や食品、モダンな日用品等を販売するショップと展示スペースが設けられている。当日は日本人アーティストによる「紙」の展覧会(「ジャパンハウス」の巡回展示企画)が開かれていた。

 来年6月頃(?)のオープンを目指して工事中の5階部分も見せてもらった。この空間には、ギャラリーやレストラン等が設置される予定。イベントスペースとしての活用も検討されているようだ。

 現地での視察と関係者との意見交換を通じて、ロスの「ジャパンハウス」をめぐる様々な問題点や今後の課題が見えて来た。この続きは「ジャパンハウスの可能性と課題②」で。