2018年5月1日

 14時30分。成田空港に到着。4日間(機中2泊)の短い米国出張を終えた。自民党クールジャパン戦略推進特命委員会による視察チームは4名。山本一太特命委員長と平将明委員長代行、党本部職員(政調担当)1名、内閣府の職員1名という構成だった。

 今回の視察団の最大のミッションは、ロサンゼルス(ハリウッド)とブラジル(サンパウロ)の2つの「ジャパンハウス」を見ることだった。残念だったのは、急遽、どうしても優先しなくてはならない日程が入ったため、スケジュールを切り上げて帰国せざる得なかったことだ。サンパウロのほうは、平衆院議員にお願いした。連休後に詳しく状況を聞こうと思う。

 過去、3年間に渡って自民党のクールジャパン特命委員長を務めて来た。が、委員会としての視察は今回が初めて。短期間でも充実した中身だった。無理しても行った意味はあったと思う。

 視察の感想は改めて綴るとして、大きな反省点が1つ。それは、クールジャパン特命委員会の幹事長である三原じゅん子参院議員に同行してもらえなかったことだ。

 この3年間、力を合わせて様々な勉強会をセットし、提言の取りまとめや議員立法の検討を進めて来た同志だ。後で分かったことだが、本人もとても来たがっていた。「一太さん、私も今度の海外視察にはぜひ、参加したかったです。山本委員長と行けるなら、絶対に面白いもの!」と話していた。特命委員長として、いや政治家として、配慮が足りなかった。😓

 三原さん、本当にごめんなさい!🙏ブラジルまでの旅費が高額だったこともあり、全体の予算枠を抑えたかった。平衆院議員と一緒に行けたのは嬉しかったが、(いかなる犠牲を払っても)3人で飛行機に乗るべきだった。

 そもそもコストがかかり過ぎるなら、ブラジルをキャンセルして米国に絞っても良かったのだ。団長として、もっと真剣に同行者を人選すべきだった。(反省X20)万一、近い将来、英国(ロンドン)の「ジャパンハウス」を見に行く機会があるようなら、その時は自分の代わりに三原さんに行ってもらうことにする。

 ちょっぴり悔しかったのが、アナハイムのエンゼルスタジアムで行われた「エンゼルスVSヤンキース」の試合で生の大谷翔平選手を見れなかったこと。足首捻挫の影響もあってスタメンからは外れていたものの、代打で登場する可能性は残されていた。

 今回、大リーグの試合観戦を日程に入れたのは、メジャーリーグの試合が見たかったからではない。ニューヨークの国連機関勤務時代、ヤンキースの試合は現地で何度も見ている。ましてや、エンゼルスのスター選手に会うためでもない。

 アナハイムまで足を運んだのは、「どんな分野であっても世界で活躍する日本人は全てクールジャパン」という持論を持つ与党の特命委員長として、連日、米国のスポーツメディアを賑わしている大谷選手の人気の秘密や存在感を体感したかったからだ。

 え?試合のチケットは当然、(党の予算ではなく)個人のポケットから出した。コーヒーを買いに行く途中で、ヤンキースの帽子を被った30代くらいの黒人男性に話しかけられた。「あんたは日本人だろう?きっとオータニを見に来たんだね。オレはヤンキースのファンだけど、オータニは好きだよ!1人で投げて打つなんて、すごいヤツだ!(笑)」

 あ、大事な電話がかかって来た。この続きは次回のブログで。