2018年4月12日

 

 19時過ぎ。新幹線で東京に向かっている。午後は急遽の地元入り。お世話になった方のお通夜に参列し、東京にとんぼ返りする途中のブログ。

 昨晩のウェブ番組「直滑降ストリーム」に菅義偉内閣官房長官が4度目の登場!森友・加計問題から北朝鮮問題、観光戦略、沖縄政策まで、幅広いテーマで議論した。

 こんな難しいタイミングで(しかも超多忙な日程を遣り繰りして)出演してくれた「アニキ」(菅長官)に感謝!難しい質問にも逃げずに答えてくれた。定例会見でもTV出演でも見たことのない官房長官のリラックスした笑顔が嬉しかった。😊

 ネットでのガースー人気は健在だ。90分の放送でライブ視聴者は約1万人。コメントは約1万2千!番組直後の視聴者アンケートは、「とても良かった(92%)」「まあまあ良かった(4.1%)」合わせて96.1%という結果だった。今の政治状況でこの数字はスゴいと思う。

 本日は午前10時から2時間の外交防衛委員会。質疑終了後、防衛省設置法及び自衛隊法の一部を改正する法案が採決された。午後からも打ち合わせ等が続いた。

 小泉進次郎筆頭副幹事長が、柳瀬唯夫経産審議官の「記憶の限りでは、お会いしたことがない」という発言を批判した。自分も(以前から)全く同意見だ。「記憶の限りでは…」という言葉は、ある意味、魔法の言葉と言っていい。(苦笑)もしこの表現が許容されるとしたら、「虚偽答弁」という概念そのものが無くなるということになる。(ガクッ)

 昨日、吉田博美幹事長、武見敬三政策審議会長と3人で会った。その際、心から信頼するこの2人にこう伝えた。

 「え?私の意見ですか。今回の加計学園をめぐる記録文書の問題は、一般の人たちに極めて印象が悪い。『愛媛県と今治市の職員に会ったことはない』という柳瀬氏の発言が、国民の目に『シンプルな嘘そのもの』に映っているからです。」

 「これは森友の口裏合わせ問題以上に内閣支持率を直撃する。国益を考えれば、今は安倍総理に頑張ってもらうしかないという考えは全く変わりません。が、それはそうとしても、国会で政府高官、ましてや総理秘書官がウソをつくなどということは、(どんな理由があろうと)NGです。絶対に看過出来ない!」

 「だからこそ、柳瀬氏と愛媛県側とどちらの言うことが事実なのか、国民の前で明らかにしたほうがいい!このままでは、とても収まらない気がします!」と。

 自民党は、野党の求める柳瀬氏の国会招致に慎重な姿勢(?)を維持しているようだ。もちろん、全ては与野党の協議で進めるべき話であって、自分が決めることではない。が、個人的にはこう思う。「国民の疑念を晴らすために、柳瀬氏の国会招致はやむを得ない!」と。

 間もなく東京のアナウンス。

追伸:あ、メールが届いている。読売新聞の夕刊に「昨年4月に首相官邸を訪問した県と市の職員の1人が、当時の柳瀬首相秘書官と面会したとされる記録文書の内容は間違いないと証言した」という記事が掲載されたとのこと。政治の責任として、この問題から逃げるようなことをしてはならない!