2018年4月9日

 20時30分。高崎駅から東京行きの新幹線をキャッチした。「喉」が痛いのは間違いなく「花粉」のせいだ。群馬に入ると症状が悪化する。どう考えても、東京の2倍は飛散していると思うな。😂

 乗る予定だった新幹線には間に合わなかった。次の列車を待つ間、高崎駅構内のフードコートで野菜モスバーガーとフライドポテトを食べた。モスって、本当に美味しい!😆

 なぜ急いで食事をしたのかって?!この時間に夕食を済ませておかないと、東京に戻った後、すぐに運動が出来ない。運動の時間がずれると、その分、就寝タイムが遅くなり、睡眠時間が減る。睡眠負債が溜まると、免疫が落ちて花粉症が酷くなる。この悪循環を作らないことが大事なんです。(笑)

 え?もちろん、今晩も(映画「ロッキー」のテーマを聞きながら(?))疾走する。「毎日、運動する」と決めたのだ。

 さて、本日のハイライトは14時からの集会。前橋市内のホテルで、地元の資金団体「一伸会」(いっしんかい)(企業後援会)による年1回の度の役員会と総会があった。

 政治家・山本一太にとって「最も重要な地元イベント」の1つだ。今年も大勢の方々に集まっていただいた。(感謝)何しろ、メンバーが素晴らしい。

 群馬県を代表する企業の経営者もいれば、各地域で活躍する気鋭の経済人もいる。職種や事業の大小にかかわらず、それぞれの場所で信望を集めるひとばかり。義理と人情の上州人がずらりと顔を揃えていた。

 毎年、総会をやる度に思う。「こんなひとたちにずっと応援してもらっているなんて、政治家として本当に幸せだ!」と。

 過去1年の財務報告及び活動報告を了承。今後の活動についても協議した。その後は、約50分の国政報告。冒頭、出席していただいた方々に次のような謝辞を述べた。

 「お忙しい中、今年も一伸会の総会にご参加いただき、本当にありがとうございました。今回で総会は23回目になりますが、初当選直後に作っていただいたこの会、20年を過ぎた今も会員数はほとんど減っていません。先代の父の時代からお世話になっている方もおりますし、私の代から加わっていただいた方もいます。」

 「が、今日、この会場に駆けつけていただいた皆さんの顔ぶれを改めて拝見させていただき、これこそ山本一太の政治家としての集大成だと思わずにはいられませんでした!今後もご支援をいただいている皆さんのご期待を裏切らないよう、一生懸命頑張ろうと決意を新たにしています!」

 続けて、「来年の参院選がいかに厳しい戦いになるか?!」「そこに向けてどんな選挙戦を展開していくつもりなのか?!」を解説した。群馬県全域で開催する「政経セミナー&音楽ライブ」ツアーへの協力もお願いした。選挙まであと1年。自分自身が早くも戦闘モード(?)になっていることを感じた。

 今回の国政報告では、当初、成長戦略と外交安保問題を中心に話そうと思っていた。森友決裁改ざん問題やイラク日報問題はサラッと触れるだけにしようと考えていた。が、この2つの問題に言及した瞬間、抑えていた怒りが爆発した。

 「安倍政権のことは応援している。日本が直面する内外の危機を乗り切るためにも、安倍総理に引き続き国政を担ってもらう以外にないと考えている。が、そのことと、公文書改ざん問題の真相を究明することとは全く別のことだ!財務省の対応には納得がいかない!」と主張した。

 1人の政治家として抱える「心の葛藤」も吐露した。「長期政権で自民党は完全に弛んでいる。危機感がない。『一強多弱』も、弱すぎる野党も健全ではない!」「財務省による決裁文書改ざんは断じて許せない!この問題を曖昧にすることは、日本の民主主義のシステムそのものの崩壊に繋がる!」とまで言い切った。

 気がつくと、森友決裁文書問題に時間を使い過ぎていた。北朝鮮情勢やトランプ政権の展望についても、日中関係や日露関係に関しても、準備していた成長戦略についても、詳しく話す時間が無くなってしまった。

 これだけの経済人が集まってくれた会合なのだ。最近、ずっと研究している日中関係をもっと語りたかった。(残念)出席していただいた皆さん、ごめんなさい!

 それでも、森友決裁文書改ざん問題を避けて通るわけにはいかなかった。青臭いことを言うようだが、政治には「公正さ」が必要だ。だって、そうでしょう?!世の中の人たちは皆、不条理と戦いながら、真面目に一生懸命、生きているのだ。こんなウソがまかり通るとしたら、国民は何を信じたらいいのだろうか。国会議員として本当に恥ずかしい!!

 あ、間もなく東京のアナウンス。