2018年3月27日

 

 午前9時40分から衆参で行われた佐川前国税庁長官の証人喚問のTV中継を見た。途中で参院自民党幹事長室へ。盟友である吉田博美幹事長と言葉を交わした。何を話したのかは書かない。

 昼12時から参院自民党執行部会。最後に手を上げて、次のように発言した。

 「地元で毎週のように国政報告会を開いているが、森友決裁文書改ざん問題に関する有権者の反応は厳しい。この流れだと来年の参院選挙は厳しい戦いになる。気合を入れ直して頑張っていこう!」

 19時。1ヶ月に1度の勉強会に出席。トランプ政権の展望や習近平国家主席の動向等について話を聞いた。決裁文書改ざん問題も議論した。スゴく面白かった。😆

 昨日、今日、明日にかけて「ほぼ全ての民放局の番組」から出演依頼があった。(ふう)テーマは佐川前国税庁長官の証人喚問と決裁文書改ざん問題。申し訳ないが、全て辞退させてもらった。

 「どうしても日程の都合がつかなかった」からではない。先ずは佐川氏の証人喚問を聞き、内容を分析し、有権者の反応をある程度把握してから、自らの意見を述べたいと考えたからだ。

 過去のブログにも書いた。TVの討論会に呼ばれた時は、それが討論番組だろうがワイドショーだろうが、テーマが政策だろうが政局だろうが、きちっと準備してから行く。それが、スタッフ会議で山本一太を選んで声をかけてくれた番組側に対する最低限の礼儀だと思う。

 たとえばこの1、2週間、もし全ての出演依頼を受けていたら、「毎日、TVに出ずっぱり」みたいな状態になっていたはずだ。(苦笑)が、自分はTVタレントではなく政治家だ。メディアに出るのは顔を売るためではない。自らの考えを国民に伝えるためだ。

 効果的な発信が出来るタイミングや番組の内容を考えて発言する。政治家として当然の心得だ。

 そう言えば、昨年、安倍総理が解散を表明するまでは、ブログで「選挙慎重論」を連発した。その時にも同じ現象が起こった。「シリーズを掲載するとメディアが反応する」という構図は変わっていないようだ。あるマスコミ関係者が言った。「一太さんの直滑降、他の政治家のブログとは違う発信力がありますよね!ここ最近、視聴率、特に高いですよ!」と。お世辞でも嬉しい!👍

 先ほどから、今日の証人喚問の内容を詳細にチェックしている。偽証すれば罪に問われる証人喚問で、佐川前国税庁長官が「改ざんは理財局の中で行われたこと。総理も官邸も全く関わっていない!」と断言したことは大きな意味がある。が、重要なのは「国民が佐川氏の言葉をどう受け止めたか?」だ。

 残念だったのは、自分も含め、国民が最も知りたがっていた「誰が、いつ、どんな目的で改ざんを指示したのか?」という点について全く説明が無かったことだ。「佐川氏自身が改ざんを知っていたかどうか?」も語られなかった。(ため息)

 率直に言って、今回の証人喚問で「決算文書改ざん問題の全容が解明された」とは言い難い。多くの国民の疑念はまだ払拭されていないと思う。

 安倍総理自身が、「大阪地検の捜査にも協力する。政府と国会がそれぞれの立場で全容を解明し、膿を出し切る!」とまで明言しているのだ。財務省には引き続きの徹底調査を求めたい。最終報告のメドさえ示せないなら、どこかで中間報告を出すべきだ!

追伸:明日の昼くらいから、この問題に関する発信を開始する。ブログも続編を書く。TBSの「ひるおび」に出演する!あ、またブログを引用されちゃうかなあ。😓