2018年3月19日

 午前11時。新幹線で上京中。昼12時からの参院自民党・政策審議会クールジャパン戦略推進PTに飛び込む。クールジャパン基本法の骨子素案に関する2度目の平場での議論だ。

 昨日、各マスコミによる安倍内閣の支持率の数字が、ほぼ出揃った。常に体感に近い日本テレビの調査では支持率30.3%、朝日新聞が31%、毎日新聞が33%。不支持率は5割近く。日テレの調査では不支持が53%に達している。日テレと並び、最も実相を反映していると思われるNHKの最新データも、恐らく30%そこそこになるのではないか。

 すなわち、「支持率30%ちょっと。不支持率約5割」というのが今の実態だろう。昨日の「新報道2001」でも指摘したように、安倍総理からこの問題の全容解明に向けた「よほど強い国民へのメッセージと具体的な行動」がない限り、支持率低下にはなかなか歯止めがかからないと思う。

 この「森友決裁改ざん問題」をプレイダウンする(大きな問題でないかのように見せようとする)のは、もうやめたほうがいい!これは政権の基盤を揺るがす深刻なイシューなのだ。

 あ、間もなく東京のアナウンス。

 

追伸:今、大事なのは、総理に「メディアによっては、まだ5割近い支持率があります。時間が経てばまた数字は戻って来ますよ!」などとお世辞を言うことではない。現実を踏まえた対策を進言することだ。政府与党の側近の皆さん、よろしくお願いします!!