2018年1月31日

 

 午前零時過ぎ。眠い目をこすりながら、今日のブログを書く。

 午前中はNHKの国会中継を見た。あまりにも迫力に欠ける野党の追及に安堵した、というより拍子抜けした。(苦笑)少し前まで、「野党は衆院より参院のほうが手強い!」と言われていたのに…???

 昼12時。自民党政策審議会・国家ビジョン策定プロジェクト(ビジョンー1)の初回会合に出席。菅原前経産省次官から、経産若手チームを中核に取り纏められた提言「不安な個人・立ちすくむ国家」についての説明を聞いた。スゴく面白かった。

 午後からは関係省庁の役人たちが法案説明に訪れた。駐米大使に決まった外務省の杉山審議官も来訪。久々に言葉を交わした。

 19時30分。「直滑降ストリーム」の生放送がスタート。ゲストは朝鮮半島問題の専門家であるお馴染みの武貞秀士教授。

 「日米韓の連携はそう簡単ではない。ムンジェイン政権は結局、北朝鮮との融和に動く。同じ民族だという意識が強いからだ!」「韓国は経済的な理由で中国に近づかざる得ない。THAARD(高高度ミサイル防衛)についても、中国政府に(内々に)撤去(?)まで約束してしまった可能性がある!」等々の分析には説得力があった。「実際の情勢を言えば、韓国は日米の心配を遥かに超える場所まで進んでしまっている」という言葉にはドキッとした。

 「平昌五輪を契機に強まる南北融和の流れは止まらない」という武貞説が正しいとすれば、「日米韓を中心に北朝鮮に最大限の圧力をかけ、非核化を実現する」というシナリオ自体が成り立たなくなる。そこはちょっと山本一太と見方の違うところだ。

 というか、対北朝鮮政策、総理の平昌五輪出席等に関して、自分と武貞教授の意見は全て一致しているわけではない。が、研究者としての知識や洞察力は本物だ。今回も、とても勉強になった。(感謝)

 北朝鮮問題でゲストを呼ぶと、必ず視聴者の意見が割れる。特に「日朝対話にも踏み込むべきだ!」という武貞教授の主張に批判的な視聴者もいる。今回もそのことを承知で、武貞先生を番組に呼んだ。

 それはともかく、考え方の違うユーザーの間でも、武貞教授のユーモラスな人柄(お茶目な性格)に魅せられるひとは、増えつつあるようだ。(笑)

 番組直後の視聴者アンケートは、「とても良かった」「まあまあ良かった」合わせて83.3%!思ったとおり、いつもより厳しめの結果だった。が、ユーザーから「一太さんの番組では、いろいろなひとの考えが聞ける」というコメントがあったのは嬉しかった。

 あ、お風呂が沸いた。この続きは次回のブログで。