2018年1月27日

 19時40分。沖縄から東京に向かう飛行機の機中にいる。明日からスタートする名護市長選挙の応援に駆けつけた。陣営から応援要請があったからだ。

 羽田から那覇までは約3時間。那覇から名護まで車で1時間半。現地滞在は2時間半。名護市内4ヶ所で街頭演説をやり、そこからまた那覇に移動。再び、東京行きの飛行機に飛び乗った。なかなかの強行日程だった。(ふう) 

 全ての演説会場で、とぐち武豊(たけとよ)候補予定者と並んでマイクを握った。那覇、沖縄、名護3市の3人の自民党若手市議、前市議も一緒だった。この3人は「山本一太隊」(笑)の同志だ。

 沖縄経済はかつてない活況を呈している。しかしながら、北部地域の中核都市である名護市はこの「上昇気流」を掴み切れていない。

 事実、平成21年から26年までの5年間の名護市の経済成長率は、11市の平均を下回っている。この8年間で生活保護世帯は1.4倍以上に膨れ上がった。

 財政も悪化している。平成27年度の借金残高は264億円。市民1人あたり42万円の借金を背負っていることになる。この8年間(起債57億円)で1人につき約10万円も増えた計算だ。

 県内全体との格差も広がった。平成22年度に県平均より18万円低かった市民1人あたりの年間所得は、平成26年度では県平均との差が20万円に広がっている。市民の所得水準は下がっているのだ。

 「名護市の未来を切り開くためには、市政を刷新する以外にはない!」地元で湧き上がった人々の声を受け、「とぐち武豊(たけとよ)」市議が、稲嶺市政2期8年の間に停滞し、閉塞感の漂う名護市の現状を打破するため、勇気を持って立候補を決断したのだ。

 「とぐち武豊(たけとよ)」氏は脂の乗り切った50代。名護市議会議員を5期務めている。地元一筋で頑張って来た。人柄もいいし、政策も出来る。実績も申し分ない。

 「とぐち武豊(たけとよ)」氏は今日も力強く訴えていた。「様々な産業を誘致して雇用を増やし、やんばるの基幹病院整備等を通じて医療を充実させたい!」と。「こどもの医療、給食費、保育料無償化を含む子育て支援策を力強く進める必要がある!」と。「観光リゾート施設を整備し、アミューズメント施設を作り、Wi-Fiも通して、若者が夢を持てる街にしたい!」とも。こうした構想を実現するために、ぜひ勝ち抜いて欲しいと思う!!

 ところで、最初の演説会の会場にヒゲを生やした1人の男性が出現。遊説カーの周りを移動しながら、最後まで大声で野次り続けた。異様な光景だった。その時の様子は、次回のブログでもう少し詳しく書く。