2017年12月28〜29日

 

 12月29日。夕方。都内某所でブログを書き始めた。

 本日の朝、日本に帰国。2泊3日のタイ訪問を終えた。帰りは深夜のフライトだった。追い風で速度が速い分(?)、機体がずっと揺れ続けていた。そのせいもあって、あまり眠れなかった。が、飛行時間は行きに比べて2時間近くも短縮。約5時間で羽田に到着した。

 久々に乗ったタイ航空のエコノミー、悪くなかった。機内食も結構、美味しかった。普通なら(世界で最もサービスのいい)日本の航空会社を使う。が、今回は徹底的に経費を削ってみた。なるほど、(やろうと思えば)航空賃は、こんなにコストを低く抑えられるんだな。👌

 昨日(28日)は下院の議会ビルでモンティアン・日タイ友好議員連盟会長と会った。友好議連の2人の主要メンバーも同席。タイ国軍の副参謀総長と空軍大将だった。さすがにキリッとしていた。軍事政権であることを改めて強く感じた。今後の日タイ協力の可能性等に関して、率直な意見交換を行った。

 駐タイ日本大使館次席公使との昼食会の後、タイ国日本商工会議所幹部5名との懇談。スゴく勉強になった。次の政調幹部会の席で報告したいと思う。皆さん、ありがとうございました!

 これでも政治家として20年以上、いろいろなひとに会って来た。が、海外で活躍する日系企業の幹部には、共通の特徴がある。(笑)詳細は書かない。

 バンコクでの2つのミーティングについては、改めて(もう少し詳しく)書く。「微笑みの国」の魅力と可能性、限界について考えさせられた。何やかんや言っても、魅力のある国だ。

 軍政下であっても両国の関係は良好。日本にとって、メコン地域の大国であるタイとの関係を重視すべきことは言うまでもない。日本の製造業の海外拠点、サプライチェーンとしても依然として重要だ。

 16時。バンコク市内のホテルに帰還。友人たちと合流し、雑踏の中を歩いた。なるほど、この街も日々、進化を続けている。「タイには2つの国(バンコク国と地方の農業国)」があるとはよく言ったものだ。

追伸:
1.タイには「ボディースラム」という人気ロックグループがある。そのボーカルであるTUN(「KAT-TUN」の略?)が全国を縦断しながら行っている社会的弱者救済(?)のための寄付を募るキャンペーンが大きな話題になっているらしい。

 こと若者文化に関して言うと、「韓流」が「日流」を遥かに凌いでいる。自民党クールジャパン特命委員長としては、ちょっぴり残念だ。

2.国会議員になって以来、こんなにドキドキした海外出張は一度もなかった。細かい説明はしないが、他の国会議員とは海外出張の視点が違う。😆全てが次の選挙に繋がる伏線でもある。