2017年12月21日

 20時過ぎ。列車で移動中。今晩はとても大切な会合があった。カッコつけても仕方がない。いつものとおり「素のままの自然体」を貫いた。改めて、「何て素敵なひとたちだろう!」と思った。申し訳ない気持ちはあるが、とても楽しい時間だった。(ニッコリ)

 それにしても、今日の寒さって異常じゃね?!😲

 ここからは前回のブログの続き。自民党憲法改正推進本部の総会において、「憲法9条改正に関しては(2項を削除することが最も分かりやすいと分かってはいるものの)『1項と2項は残したまま、3項か9条の2に自衛隊を明記する』という安倍総裁の提案を支持する!」と発言した。その理由を次のように説明した。

 「『憲法9条2項を削除し、自衛権を明記する』という改正案では、現実的には他党(特に連立与党公明党)の支持を得られない。自民党単独では衆参の3分の2の賛成を得て発議することは難しい。ましてや、国民投票で過半数の支持を得るのは尚更、大変だ。もし本気で来年の通常国会に提出するというなら(本当に憲法改正を実現したいのなら)(100点満点の答案ではないとしても)『1、2項はそのままにして自衛隊の明記を追加する』という案しかないと思う。」

 もう一つ、次の論点も付け加えた。

 「今、我々が国民に向けて発信しなければいけないのは『憲法を改正しても平和主義は必ず維持する!』というメッセージだ。一時期、安倍内閣の支持率が急落した。いろいろ原因はあると思うが、1つの要因は『安倍総理のリアリスト外交を評価していた国民の8割を占める穏健な保守層が『安保の重要さは分かるが、総理は少し性急過ぎるのではないか?』という不安を覚えたこともある気がする。」

 「その意味で言うと、9条の1項と2項を残すことは、国民にもある種の安心感を与えるのではないだろうか?」

 シビリアンコントロールの観点から「自衛隊の位置付けや役割を明記する」必要性とか、軍事審判所(軍法会議)の重要性とか、当たり前のことには、いちいち言及しなかった。

 あくまで2項削除を求める意見と2項を残しての自衛隊明記が現実的だという意見、会議では6対4くらいだった気がする。石破茂元幹事長の「憲法改正のための改正であってはならない!」という主張には説得力があった。

 会議では、若手からベテランまで、いろいろなひとが発言した。そう、「誰でも自由に意見が言える」このオープンな文化こそ、自民党の強みなのだ。😊

 あ、そろそろ目的地に到着する。