2017年12月2日

 

 いつも言っているように、インターネットで発信した言葉はサイバースペースに「半永久的に」保存される。そして何かのキッカケがあれば、いつでも、何度でもそのメッセージは(情報として)拡散される。

 EUの委員会等(?)で「忘れられる権利」に関する議論がある理由はよく分かる。「ゲームチェンジャー」としてのネットは、日本の政治文化も大きく変えた。

 だからこそ、ブログを書く時にも慎重に言葉を選ばなくてはならない。いつも自分にそう言い聞かせている。たって、いつも「寸止め」でしょう?!(笑)

 加えて言うと、ネット空間は(実は)「無責任に何でも言える」スペースでもない。周到な隠蔽工作でもない限り、犯罪や事件に関わったアカウントは追尾され、関係者が特定される。無責任につぶやいたことが名誉棄損で訴えられれば、当然、そのメッセージを投稿した人間の本名も表に出る。

 SNS発信をめぐる訴訟に関して、過去にどんなケースがあるのだろうか?昨晩から判例を調べ始めた。考えてみたら、ネットを活用している政治家としては「不可欠な情報」だ。幾つかの実験も試みたい。

 小論文が纏まったら、このブログに掲載する。政治家を辞めたら、選挙研究家(選挙アドバイザー)かネットメディア研究者になろうかな。(笑)

 さて、先日の参院予算委員会での質問に関しては、書きたいことが山ほどある。何しろ、準備した質問の3割は消化出来なかったのだ。(無念)自分の問題意識は、順次、このブログに掲載していきたい。

 そう言えば、ひとつ河野太郎外務大臣にお詫びしておかねばならないことがある。

 質疑の中で、日本のEEZ(排他的経済水域)の権益確保のための法案に関して、河野外相に「法案に関する外務省からの情報提供を促して欲しい」とお願いするつもりだった。が、その時、河野大臣は不在。韓国外相との電話会談(?)のために、一時的に席を外していた時間だった。

 思わず独り言で、「あれ、太郎、いないのか?」とつぶやいた。その言葉が、TV中継のマイクに拾われていたようだ。(ガクッ)いくら30年来の友人とはいえ、外務大臣を呼び捨てにするなんて!😅河野外相、ごめんなさい!!

 言い訳をするつもりはないが、盟友の太郎氏が「安倍内閣の要の外相として大活躍している」のが嬉しくて仕方がない。自分は、昔から「真っ直ぐな河野太郎」が大好きなのだ!😆初めて河野外相に質問出来たことで、ちょっぴり興奮していたのかも。(反省)答弁も安定感抜群だった。

 あ、そろそろ次の仕事に取りかかる。