2017年10月25日

 17時。議員会館事務所にいる。次の日程まで時間が出来た。すかさず本日のブログを書く。

 昼過ぎからTBS「ひるおび」のスタジオへ。主要テーマは野党の再編。野党からの出演者は、民進党の大塚耕平参院議員と希望の党の松原仁衆院議員だった。

 今日の主役はあくまで野党議員だ。余分な発言はしなかった。が、スタジオでの議論はとても勉強になった。出演して良かったと思う。😊


 東京3区選出の松原仁議員は小選挙区では落選。比例復活で再選を果たした。が、とにかくよく喋っていた。ほとんど「松原仁トークショー」状態だった。(笑)

 松原さんのことは、けっして嫌いではない。が、もし自分が地元の小選挙区で負けていたら(=比例復活当選だったら)、TV出演は自粛すると思う。群馬の有権者から、「何を勘違いしているんだ!そんな暇があるなら、支持者のお詫びに回れ!」と必ず叱られるからだ。ここらへんは、東京と群馬の文化の違い(?)なんだろうな。😄

 さて、ここからは衆院選挙(群馬県)の分析。過去3回の国政選挙(最近2回の衆院選と4年前の参院選)のデータを並べて見ると、全体のトレンドがよく分かる。

 先ずは今回(2017年10月22日)の衆院選。群馬県の5つの小選挙区における得票状況は以下のとおりだった。

 第48回衆議院議員総選挙  H29.10.22
                     得票数     得票率
第 1 区 尾身朝子 92,641    48.75%
第 2 区 井野俊郎 89,219    55.88%
第 3 区 笹川博義 83,446    55.30%
第 4 区 福田達夫 93,262    60.78%
第 5 区 小渕優子 109,453    64.95%

得票数・得票率 合計(全県)        468,021    56.89%
有効投票総数・投票率(全県)     822,560    51.97%

 対して、前回(2013年12月)の衆院選は次のような結果だった。

 第47回衆議院議員総選挙  H26.12.14
           得票数     得票率
第 1 区 佐田玄一郎 61,927    32.99%
第 2 区 井野俊郎  84,530    53.62%
第 3 区 笹川博義  83,837    56.15%
第 4 区 福田達夫  102,153    71.29%
第 5 区 小渕優子  114,458    71.02%

得票数・得票率 合計(全県)        446,905    55.92%
有効投票総数・投票率(全県)     799,122    51.72%

 上記の衆院選の1年前(今から4年前)に実施された参院選挙での山本一太の得票数&得票率も掲載しておく。

第23回参議院議員通常選挙    H25.7.21

「山本一太」の1区〜5区の得票数&得票率
       
      推計得票数     推計得票率
第 1 区        130,187    70.43%
第 2 区        109,017    70.29%
第 3 区        105,256    72.38%
第 4 区        107,675    72.38%
第 5 区        128,009    74.87%

得票数・得票率 合計(全県)   580,144    71.89%
有効投票総数・投票率(全県)  806,974    51.75%

 上記の3つの国政選挙の数字を比較してみるとよく分かる。今回の衆院選で「結果は自民圧勝だったものの、実質的に自民党支持が増えたわけではない!」という事実が。当選した5人の得票数は思ったほど伸びなかったのだ。

 この続きはその2で。