2017年10月18日:パート2
夜。熱い紅茶を一杯飲んでからパソコンを開いた。大きく深呼吸。さあ、本日2本目のブログを書いてしまおう。
午後から群馬4区に突入。明日の午後、明後日の午前中も、続けてこの選挙区に足を運ぶ。この間、どうしても防衛省を離れられない福田達夫・防衛大臣政務官の代わりに、選対チームの拠点遊説に同行する。
今日は高崎市内7ヶ所で街頭演説。前半は、遊説カーの中でマイクパフォーマンスもやった。前の座席で手を振っていた福田達夫夫人(静さん)が懸命に走り回っていた。どう考えても、福田陣営の「最高戦力」だ。間違いない!😆
少し前の話をする。衆院解散の後、福田達夫氏がわざわざアポを取って会いに来た。こんな会話を交わした。
「一太さん、2つお願いしたいことがあります。今、防衛省の大臣政務官をやっていることもあって、後半はほとんど選挙区に戻れません。僕の代わりに決起大会等で地元の方々にお願いしてもらえないでしょうか?県連会長でもある一太さんの日程に合わせて、拠点遊説の日程を組もうと思っています。」
「ええ、県連会長というより、僕の兄貴分として来てくれると有難いです。応援弁士というより、候補者の代理みたいな感じで!」
達夫氏の「兄貴分として駆けつけて欲しい!」という言葉が、とても嬉しかった。
「うん、分かった。何とか日程を調整します。他の選挙区には全て応援弁士として呼ばれているけど、本人が来れない達夫君のところだけは『候補者代理』としてやらせてもらうね!」
「ありがとうございます。それと一太さん、もう1つ頼みがあるんです。これから選挙が終わるまで、一太さんの事務所の00秘書の力を全面的にお借り出来ないでしょうか?特に00地域を担当してもらえたらと思っているんですが…。」
「そっちも了解!知ってのとおり、この地域でも00秘書に新たな山本後援会立ち上げの準備をさせていた。00秘書には、普段から『山本一太の応援団を作ることが、次の達夫君の選挙にも必ず役に立つ。だから頑張れ!』と話していた。喜んで福田陣営の応援に貼り付けましょう!」
山本一太は自民党群馬県連会長だ。5人の公認候補当選のために最大限の努力をするのは自分の責務だ。加えて、参院議員になった経緯、亡父と故・福田赳夫元総理との関係、福田達夫氏との友情等を考えれば、達夫候補を応援するのは当然と言える。
それでも、自分の大事な地元秘書に敬意を払い、「彼の力を借りたい」と言ってくれたことに、ちょっぴり感動した。いかにも達夫君らしいと思った。え?逆の立場だったら、自分も全く同じことをする。でも、その当たり前のことすら出来ない政治家が本当に多いのだ。
この「ちっちゃなエピソード」に福田達夫氏の人間性が凝縮されている。政治家としてはけっして派手なタイプではない。が、こうした誠実で真面目な人柄だからこそ、達夫氏は仲間から信頼される。5年間の確かな実績も、地元の有権者から高い評価を受けている。
「福田達夫候補を前回より1票でも多くの得票で当選、いや圧勝させたい!」心からそう思わずにはいられない。
このブログを書きながら、改めて思う。脈々と引き継がれて来た「福田イズム」とは「人徳」(=周りを惹きつける人間力)なのだ、と。故・福田赳夫元総理を生涯の師と仰いでいた亡父・山本富雄の言葉を思い出す。
「え?福田赳夫先生ってどんなひとなのかって?!あの田中派に負け続け、非主流派だった時も(ポストでは干されると分かっていても)誰も離れないんだ。何があっても、福田先生に迷わずついていこう。心からそう思えるひとか、な。」
追伸:福田達夫氏と話をしていると、つい「おじいさんもお父さんも総理大臣」という家柄であることを忘れてしまう。全く威張ったところがないからだ。😊なるほど、「福田イズム」は「傲慢さ」や「独りよがりのナルシズム」とは対極にある。
投開票日まであと4日。派手な演出やイベントは一切、必要ない。大きな集会より、地域ごとのミニ決起を積み重ねたほうが、実は大勢のひとに会える。最後まで、福田達夫候補の実直なスタイルを貫くことだ。見せかけのパフォーマンスは意外と票に結びつかない。
あらゆるデータを入手している自分はよく知っている。「どの候補者が実際にどれだけの支持を集めているのか?」を。