2017年10月3日:パート2

 

 20時過ぎ。新幹線で東京に向かっている。

 19時から始まった上野賢一郎衆院議員の「合同会議」に集まったのは約300名。会場内のTVカメラを意識しつつ、熱い言霊を放った。

 20分の予定だった講演は10分オーバーの30分に!(ごめんなさい!)でも、山本一太の魂を込めたメッセージは聴衆の胸に届いたと思う。

 上野さん、何があろうと必ず戻って来てください!!

 それにしても、選挙って面白い。「大丈夫なのか?」と心配していたひとが、予想以上の支持を集めていたりする。逆に「人気が出る」と思い込んでいた人物に「大衆がそれほど魅力を感じていない」(=実は大して人気がない)ことが分かったりする。数字(データ)は正直だ。

 最近、ちょっぴり自分が恐ろしい。(ふう)山本一太の体感と世論調査の数字が驚くほど合致するからだ。もしかして、超能力が覚醒した?!(笑)

 選挙を盛り上げるためには、派手なパフォーマンスやデモンストレーションも必要だ。が、物事の表層に惑わされて、実態を見誤ってはならない。見栄えのいいことは、案外、中身が伴っていないものなのだ。

 たとえば、先般の渋川市長選挙。自民党県連と公明党群馬県本部が推薦した現職候補の最後の決起大会が、渋川市民会館の大ホールで開催された。会場には「これまで一度も見たことがないほど大勢の聴衆」(地元の星名県議 談)が集まった。

 その様子を見て、一瞬、皆が錯覚を起こした。「これなら大丈夫ではないか?」と。自分は「それでも危ない」と周りに言い続けていた。

 結果は現職候補の敗北!心配が的中した。しかも、予想以上の大差だった。決起大会に集まった人数と選挙の勝敗は全く連動しない。相手候補はあちこちで小さな集会を積み重ね、2千人以上を集めた現職の大集会に駆けつけた人々より多くの人たちと会っていたのだ。

 実は市長選が告示される2週間前(?)の世論調査で、現職候補と過去に1度、戦っていたライバル候補との間にほとんど差がなかった。選対の関係者に、「これは実質、負けているのと同じだ!」と伝えた。残念ながら、世論調査のデータが正しかったことが証明された。

 選挙に限らず、物事には常に2面性がある。単純そうに見えて深遠だったり、複雑そうに見えてシンプルだったり、きらびやかに見えるが、実はとても浅薄だったり。言葉と行動が全く違っていたり。何より大事なのは「物事の真贋を見分ける目」だと思う。

 さて、ここからは衆院群馬1区の話。昨日、前橋市議団の保守系最大会派である「創世前橋」(幹事長:小曽根英明市議)が、全会一致で「自民党公認候補である尾身朝子氏への支援」を決めてくれたそうだ。

 最大会派として方針を決めたと言っても、個々の市議には、それぞれの事情もあるだろう。が、こうした動きが出ていること自体に大きな意味がある。

 小曽根さん、ありがとうございました!また同じ陣営で選挙を戦えるなんて、スゴく嬉しいです!小曽根市議がかつて青年部長として支えてくれた自民党群馬県連のために、ぜひ力を貸してください!

 尾身朝子選対に名前を連ねていただいている全ての関係者の皆さん、尾身朝子後援会の皆さん、朝子氏への支持を決めていただいた各種団体関係者の皆さん、朝子氏を支持してくれている群馬1区有権者の皆さん、「大義」は私たちにあります。

 他陣営の動きに一喜一憂する必要はない。他人の悪口や批判をしている暇もない。それぞれの思いや立場があるのだ。こちらは、やるべきことをやればいい!力を合わせ、着実に、懸命に「自民党公認候補である尾身朝子氏」への支持を広げていく。それ以外のことを考える必要はない!

 中沢丈一選対委員長、狩野浩志県連幹事長を初めとする10名の1区県議団の人たちには、それぞれ血の滲むような努力で作り上げた後援会ネットワークの力を総動員してもらわねばならない。

 そうじゃないと、この激戦は勝ち抜けない。各地域ごとに(出来るだけ細かく)尾身朝子候補の座談会や演説会のアレンジをお願いすることになると思う。

 いや、ベテランの中沢県議と行動力抜群の狩野幹事長だもの。とっくに準備を始めているに違いない。

 尾身朝子後援会もフル稼動してくれるはずだ。保守系市議団の方々にも、改めて協力を要請する。県都前橋、利根沼田地域を含む群馬1区を「希望の党(?)」(旧民進党)の候補者に手渡すわけにはいかない。皆さん、朝子さんを助けてあげてください!

 山本龍・前橋市長と横山公一・沼田市長の存在は大きい。この地域の2人のリーダーが尾身選対のメンバーであることは、本当に幸運だ。両市長がそこにいるだけで、朝子候補にとって大きなアピールになる。決起大会等にも、頻繁に足を運んでいただけるだろう。

 尾身朝子支持を表明してもらった各種団体の役員の方々にも、重ねてお願いするつもりだ。「組織決定した方針を組織全体に浸透させてください!」と。

 上野宏史さん、引き続き、根強い上野ファンへの働きかけをお願いします。決起大会や座談会、街頭演説会にも出来るだけ足を運んでもらえると嬉しいです。そのことが、きっと上野さんの将来にも繋がります。

 連立政権のパートナーである自民党と公明党がガッチリとスクラムを組んで臨まない限り、この総選挙の勝利は得られない。「希望の党」や「立憲民主党」にこの国の未来を委ねることは、断じて出来ない。

 いろいろ地域事情もあるとは思うが、群馬1区でも自公連携が勝敗の鍵を握る。ウィンウィンの関係が作れるよう、真摯に努力を続けたい。

 尾身朝子候補の遊説、街頭演説に関しては、県連会長である山本一太が先頭に立つ!各地域の拠点遊説&街頭ミニ決起大会等にも出来る限り同行する!!

 投開票日まであと20日間しかないが、ネット戦略も自分が担当する。解散をめぐる連載があちこちのTV番組(地上波)で取り上げられた「直滑降ブログ」では、間もなく新たなシリーズ「お前はまだグンマを知らない!〜あなたはまだ尾身朝子を知らない!!」(笑)の連載が始まる。

 自民党のカフェスタで他の番組の30倍の視聴率(笑)を誇る「直滑降ストリーム」や、現時点で19万人近いフォロワーを持つTwitterも最大限に活用する。

 何度も言うが、激戦だ。最後は「野党候補」との「つば迫り合い」になる公算が高い。でも、陣営が一丸となって「上述したような総力戦」を展開すれば、必ず競り勝てる!!いや、絶対に勝たねばならない!!

 今日、初めて勝利への道筋(イメージ)が見えた。過去4回の参院選挙を全て圧勝し、毎回、得票を増やし続けて来た自民党群馬県連会長、山本一太の直感だ。どうか信じてください!!(ニッコリ)