2017年9月26日:パート2

 14時過ぎ。新幹線で地元に向かっている。明後日の28日、安倍総理が衆院を解散する。自民党群馬県連会長として、解散後は地元の日程を最優先しなければならない。特に衆院選告示後は、県内の応援に最大限のエネルギーを注ぐ。

 岸田政調会長から「選挙公約作成委員長」に任命された。衆院解散後は、公約作りに関しても責任を負う。細かい文章の表現ぶりやデザイン等に関しては、公約の責任者である自分が中心になって取り纏めることになる。もちろん、最終的に決めるのは岸田政調会長だ。

 群馬県の5人の公認候補の応援に全力を傾注しつつ、群馬以外のどの選挙区に足を運べるか?!応援演説以外にどんな方法で仲間を支援出来るか?!昨晩からずっとそのことを考え続けている。そうでなくても、ここ数日、「小さな頭脳」が悲鳴をあげている。(ふう)最後は臨機応援にやるしかない、な。(うん)

 今日、国会周辺で言葉を交わした複数の同僚議員(衆院議員)が、全く同じことを話していた。「共産党が候補者を擁立しない場合、各選挙区の情勢はかなり厳しくなる!」と。

 意見を求められたので、こう言っておいた。

 「そんなの、去年の参院選から分かっていたことだ。いちいち動揺したり、騒がないほうがいい!相手に『そうするのがいいよ!』と伝えているようなものだ。弱みを見せたら、途端に付け込まれるのが選挙だ!」と。

 そもそも、共産党が衆院選で全国的に候補者の一本化に応じることも、「小池新党」が立ち上がることも、最初から想定の範囲内ではないか!「この党の候補者が出馬を取り下げると危ない!」とか、「複数のひとが出ると票が割れる!」とか、そんなことを考えても仕方がない。

 要は候補者自らが生き残るために死に物狂いであらゆる努力をする!!最初から野党統一候補と戦う覚悟で態勢を整える!!それだけのことだ。

 あ、間もなく高崎駅だって。16時から前橋の自民党県連本部で行われる「選挙対策委員会」(選対委員長は県連会長が兼任)に出席する。この会議で、群馬1区から5区までの県連公認申請候補が最終決定される。