2017年9月25日:パート3

 間もなく22時。今日もいろいろなことがあった。最大のニュースは、安倍総理が官邸で行った記者会見で、「臨時国会召集日の28日に解散する!」と表明したことだ。

 総理が解散を決断した以上、余分なことはもう一切、言わない。安倍総裁の下、自民党は一致結束して総選挙に突入する。連立与党のパートナーである公明党とも協力して衆院選を戦う。当然のことだ。

 解散会見での安倍総理の言葉をひと言も漏らさずに聞いた。安倍首相がこのタイミングで解散を決めた理由(大義名分)はよく分かった。

 ポイントは、消費税の使途と北朝鮮問題への対応だ。今日の会見に関しては、様々な評価があるようだ。が、総理の真意は国民にも伝わったと信じている。

 安倍総理の「国難突破選挙」を100%、支持する!そしてこの選挙に勝ち抜くため、党所属の参院議員として、自民党政調会長代理として、自民党群馬県連会長として全力を尽くしたい!!

 ただし、会見で総理自身も強調していたように、衆院選挙が厳しい戦いになることは避けられないと思う。

 特に、総理の会見に先立って、小池百合子・東京都知事が「『希望の党』を結成し、代表に就任する!」と明言したことは選挙情勢を大きく動かす可能性がある。いわゆる「ゲームチェンジャー」の登場だ。(ふう)

追伸:安倍総理が衆院選の勝敗ラインを「与党で過半数(233議席)」(定数は10議席削減されると465議席)としたのは理にかなっている。

 自民党の現有議席は288。選挙をやれば議席を減らすことは最初から分かっている。が、そうは言っても、衆院選の結果、(与党で過半数を維持出来たとしても)自民党が40議席以上を減らすような事態になれば、さすがに党内でも責任論が浮上する。来年の総裁選で安倍総裁に続投してもらうためにも、ダメージは最小限に抑えなければならない。

 昨日のフジTV「新報道2001」では、レギュラーの平井文夫氏(フジテレビ上級解説委員)がこう分析していた。

 「(安倍政権の勝敗ラインは)ズバリ260だ。今の議席数より30近く減る。が、260という数字は自民と公明と維新を足して3分の2に行く。ここがポイントだ。最近の情勢調査の結果、ここまでは何とか行けるだろうと見て安倍総理が解散に踏み切ったのだと考えている。ボトムラインはマイナス30だ!」

 微力ながら、少しでも仲間の役に立ちたい!