2017年9月21日

 22時過ぎ。カロリーゼロのカルピスを飲みながら、パソコンのブログ作成画面に向かっている。このカルピス、乳酸菌で体脂肪を減らす効果があるようだ。このブログを書き終わったら、しっかり運動しよう!

 昨晩は高崎に一泊。本日は朝8時に高崎の自宅を出た。某TV番組のクルー4名も同行。縁の下で様々な仕事を支える人たちを取り上げる特番の中で、政治家秘書にもスポットを当てるらしい。地区担当秘書との自然なやり取りを撮ってもらった。

 午前中は下仁田町の山本一太後援会役員会に出席。今後の後援会活動について協議した。続けて下仁田町副町長、土木工事部長と一緒に群馬県と長野県の県境(下仁田町と軽井沢町の境)にある和美峠に向かった。

 2000万人の観光客が押し寄せる軽井沢から下仁田にひとを呼び込むためには、この付近の道路の拡幅工事が欠かせない。せめて大型バスがすれ違えるくらいの広さが必要だ。

 にもかかわらず、国から保安林解除の許可がなかなか下りず、工事に着手出来ない状況が続いている。地元の国会議員として、下仁田町の悲願とも言うべきこの道路整備をしっかり応援したい。

 さて、「臨時国会冒頭での解散」というシナリオが益々、現実味を帯びて来た。これが本当なら、あと1週間しかない。衆院解散が決まれば、自民党群馬県連が「5つの小選挙区での候補者の公認申請」を自民党本部に提出することになる。今日は狩野浩志県連幹事長等とも、今後の日程等について何度か(電話で)打ち合わせをやった。

 先日の自民党県連本部での記者会見でも改めて明言した。県連としてオープンかつ民主的な手続きを踏んで決定した「群馬1区においては尾身朝子衆院議員(北関東比例区)を公認候補として党本部に申請する」という方針が覆ることは100%、あり得ない!この決定を覆す正当な理由や理屈は何ひとつないからだ。

 「無理が通れば道理が引っ込む」という言葉がある。物事の筋を通すのは、とても大事なことだ。そうでしょう?!

 加えて言うと(何度も言っているように)、県連の申請を受けた自民党本部が「尾身朝子氏を公認する」ことは間違いないと確信している。この点についても1%の疑いも持っていない。

 あちこちで、いろいろな動きがあるようだ。細かいことは書かないが、現職の佐田玄一郎衆院議員や中曽根康隆氏の行動を批判するつもりはない。ひとにはそれぞれの思いや立場というものがある。佐田氏や康隆氏を本気で応援しているひとたちもいる。

 ただし、(繰り返しになるが)「尾身朝子氏に衆院群馬1区の自民党公認候補になってもらう」という結論は変わらない。誰がどんな行動を取ろうと、いちいち反応せず、あるべき道理を貫いていけばいい。自民党県連としては、来月の(?)衆院選に向けて、粛々と必要な準備を進めていく。それだけのことだ。

 衆院群馬1区の「公募による申請候補の決定」は県連の前執行部の下でなされたものだ。当時、山本一太は県連会長ではなかった。が、群馬県選出の国会議員の1人としてこの選考プロセスに参加した。

 「尾身朝子氏が選ばれる」までの一連の流れは、極めて透明で、民主的で、かつ丁寧だった。地域支部での意見の取りまとめ、選考委員会の設置と人選、委員会での議論の進め方、県選出国会議員団との協議、投票による候補者の決定…。どう考えても(どこにも)瑕疵は見当たらない。

 織田沢県議会議長(当時の県連幹事長)や狩野現幹事長、中沢丈一選考委員長を含め、あの「公募&選考」に関わったひとたちは、全員が同じ認識だと思う。

 中曽根康隆氏は若くて有望な人物だ。皆がそう思ったからこそ、公募に手を挙げた康隆氏にも候補者として正式にエントリーしてもらった。現職の衆院議員である尾身朝子氏と同等のチャンスを与えた。

 朝子氏と全く同じ条件の下で、候補者としての思いや目標も語ってもらった。その上で(最後は投票までやって)「尾身朝子氏を公認申請する」と決めたのだ。そのことは、県民の方々にもぜひ分かっていただきたい。

 だからこそ、今回の決定は重い。もし、県連が民主的な手続きを踏んで正式決定した結論が(筋の通らない理由で)ひっくり返されるようなことがあったとすれば、これから県連で何を決めても意味がなくなる。すなわち、自民党群馬県連の存在意義そのものが否定されるということだ。

 自民党群馬県連としては、必ず公認候補となると確信している尾身朝子氏を一致協力して全力で支援する!友党である公明党にも協力をお願いする。そして、誰とどんな選挙をやることになったとしても、相手候補の個人攻撃や中傷はしない。正々堂々と戦い、必ず勝ち抜く!!

追伸:夜、あるひとから電話があった。「一太さん、群馬1区の世論調査の数字なるものが耳に入って来た。自民党県連で調査をかけたの?」と。

 即答した。「答えはノーです。どこのどんな数字かは知りませんが、自民党県連は1区の世論調査なんて一切、やってません!県連会長と県連連幹事長が知らないところでやるわけがないでしょう。(笑)」

 自分が知る限り、自民党本部が「最近、群馬1区の世論調査をやった」という事実はない。少し前に調査した形跡(?)はある。何となく情勢は伝わって来ているが、詳しいことは言わない。が、少なくとも「尾身朝子氏に不利なデータ」は目にしていない。