2017年9月17日

 

 「ブログ:その1」を書き始めたのは昨晩の午前1時。数日中にも、主要メディアが、「安倍首相、臨時国会冒頭解散の方針を固める」と報道する可能性があると思っていた。そうなったら、もう総選挙への流れは止まらない、と。

 少し前から感じていた「山本一太の予感」は的中した。早朝、NHKが「臨時国会冒頭にも衆院解散の見通し」というニュースを流したようだ。産経新聞も一面で「首相解散決断。10月29日投票有力」と報じたらしい。

 今朝、知り合いの記者から連絡があった。「解散については、一太さんの情報が一番、早かったですね!」と。まさかNHKの関係者が「直滑降ブログ」を読んでニュースの発信を早めたなどということはないと思うけど…。(笑)

 総理がいったん解散を決断すれば、その決定に異を唱えたり、批判したりすることは一切、やらない。選挙をやるからには勝たねばならない。1人でも多くの仲間を当選させるために、自分の出来る最大限の努力をする。それだけだ。

 それはそうとしても、念のためにいつもの台詞を繰り返しておく。政治家・山本一太が(自民党と安倍総理のことを思うが故に)どんな発言をしようと、誰からも「とやかく言われる筋合い」はない。(キッパリ)そもそも自民党は、個々の自由な意見を封殺するような政党ではない。

 当然だろう。過去22年間、山本一太はどんなに苦しい時も「生粋の自民党議員」として一途に、真面目に頑張って来た。国民の大多数が政権交代に幻滅する以前は、TVの討論番組等で自民党批判の追い風に乗る野党政治家や自民党政権に批判的な知識人からボコボコにされる場面が続いた。が、逃げずに自民党の立場を説明した。「自分だけいい子として振舞った」記憶はない。

 第1次安倍政権が衝撃の結末を迎えた後も、安倍総理の復活を望み続けた。当時のブログを読み返すと、総理の悪口を言う同僚議員とあちこちの会合で何度も喧嘩していたことが分かる。(笑)山本一太が安倍ファンであることは、永田町では周知の事実だ。今までも、そしてこれからも、総裁選では安倍総理を支持する(投票用紙に「安倍晋三」と書く)と心に決めている。

 さらに言うと、これまで党の正式な手続き(開かれた党内議論)を経て決定した方針には(どんな不満があっても)従って来た。自分自身も平場の議論に参加する中で決まったことだからだ。

 事実、総務会で了承された法案に関して、(個人的には異論があっても)委員会や本会議の採決で反対票を投じたり、棄権したりしたことは、ただの一度もない。

 ただし、一部のマスコミが解散の見通しを伝えたからと言って、まだ総理から「解散の意志」は発信されていない。現段階では、あくまでメディアの観測だ。1%の望みを託して、このブログだけは(中身を考えながら)最後まで書かせてもらう。

 前々からずっとこう主張して来た。「『安倍長期安定政権』こそ日本の国益だ」と。少なくとも、この22年間、自分が政治家として目撃して来た10を超える内閣の中で、経済、外交安全保障を含むあらゆる分野でこれだけの実績を残した政権は見当たらない。(断言)

 アベノミクス、消費税増税の実施から、安保法制、特定秘密保護法、日本版NSCの創設、TPPの推進、岩盤規制の改革等々、歴代内閣が手をつけられなかった問題に真正面から切り込んだ総理の覚悟と行動力には敬服する。

 経済再生は道半ばとはいえ、この4年間で景気は明らかに好転した。企業収益は過去最高を記録し、雇用もGDPも大きく増えた。有効求人倍率もバブル期を抜き、株価も1万9千円台に達している。過去20年、いろいろな選挙を経験したが、国政選挙でここまで具体的な数字を掲げて内閣の実績をアピール出来た例は皆無だ。

 特に得意の外交分野では、日本の総理として初めて米国上下両院合同会議で歴史的演説を行った。総裁ネット戦略アドバイザーとしてワシントンDCに同行させてもらったが、これはスゴいと思った。オバマ大統領と歴史的和解をしたことも日本の戦後史に刻まれた。いち早くトランプ米大統領との信頼関係を築いたのも、ロシアのプーチン大統領と18回もの首脳会談を重ねているのも、安倍総理だから出来たことだ。

 G7では、今や安倍首相がドイツのメルケル首相に次ぐ古参メンバーになっている。国際舞台でこれだけの存在感を発揮した日本の首相はほとんどいなかった気がする。

 難しい課題に敢えて取り組み、世論やメディアから一時的に批判されても、自らの信念を貫き、かつ国民からの信頼も繋ぎ留めて来た。この4年間は「安倍総理の応援団であること」を誇りに思う日々だった。(ニッコリ)

 そう、安倍首相は「そんじょそこらの総理」とは違う。日本を代表する複数の政治学者やジャーナリストがあちこちでこう話している。「個人の好き嫌いはあるだろう。が、安倍総理は本当によくやっている。明日、退任したとしても、戦後の名宰相の1人に数えられることは間違いない!」と。全く同感だ。

 さらに言うと、国政選挙4連勝という未曾有の記録を打ち立てた。あの政権交代選挙で落選した多くの仲間が「安倍総理のお陰で」復活した。そのことを皆、どこまで本当に分かっているのかなと時々思う。(苦笑)小泉元首相が自民党の「中興の祖」だとすれば、安倍首相は自民党の「救世主」だ。

 そう思うからこそ、安倍総理には自らの手で実現した2020年の「東京オリンピック&パラリンピック」まで総理を続けて欲しい。ずっとそう言い続けている。東京五輪に向けて「戦後最長の内閣」を実現する中で、アベノミクスによる経済復興をやり遂げ、最後は自民党の悲願でもある憲法改正を実現してもらいたい。そう願っている。だいいち、緊迫の度を深める朝鮮半島情勢に対処し、国民の生命と安全を守るためには、安倍総理の外交手腕に頼るしかないではないか!

 だからこそ、安倍総理には「政治の王道」を貫いてもらいたい。小泉元首相のように最後まで求心力を保ち、ひとつでも多くの成果を残して欲しい。ただ長くやればいいというものではない。たとえば「憲法改正」のような明確な目標がなければ、衆院選挙に勝っても内閣は早晩、力を失う。あっという間にレームダック化してしまう。

 「安倍長期安定政権」を維持するためには、臨時国会で逃げずに野党の追及に立ち向かい、総理会見での約束を守って、真摯かつ謙虚に国民への説明責任を果たすべきだ。総理自身が「仕事師内閣」と評した有能な大臣たちをフル活用し、あらゆる分野で目に見える実績を積み重ねる。その上で国民の審判を仰ぐのが「あるべき姿」ではないのか。

 さらに付け加えると、衆院選挙の時期や結果にかかわらず、来年の総裁戦はオープンな形で行われるのが望ましい。何度も言っているように、石破元大臣にも、岸田政調会長にも、野田総務大臣にもぜひ立候補してもらいたい。国民の前で堂々と政策論争を行い、総裁として再選された安倍総理が挙党一致体制を作って、残りの3年間で憲法改正を含む政策課題を成し遂げていく。どう考えても、これがベストシナリオだ。

 こちらも難しい選択(イバラの道)であることはよく分かっている。でも、「1人のひとに9年間、日本の運命を託すかどうか?」という話なのだ。このくらいの試練を乗り越えねばならないのはある意味、当然だと思う。並の首相なら恐らく無理だろう。でも、数々の困難を乗り越えて来た安倍総理なら必ずそれが出来ると信じている。

 自分だって政治家だ。「臨時国会冒頭の解散」を主張する人たちの意図はよく分かる。これについては「その3」で解説したい。