9月9日。いよいよ「その時」がやって来た。前日の夜は、遠足直前の小学生みたいにドキドキした。

 朝の新幹線で地元入り。午前11時前に下仁田町の音楽イベント「バイブレーションテーブル2017」の会場に到着した。前の出演者の演奏を20分ほど聴いた後、ステージに立った。「アコギ弾き語り」への初挑戦が幕を開けた。(ふう)

 ウォーミングアップの最中に、突如、パイプ椅子と観衆(山本一太下仁田町後援会の面々)が出現。笑顔と声援と拍手で迎えてくれた。冒頭、簡単に挨拶した。

 「ご存知のとおり、今日は北朝鮮の建国記念日です。早朝にミサイル発射等の挑発行為があれば、来られなかったと思います。が、まだ何も起こっていないようなのでホッとしています。しかも、何とかこの音楽フェスに駆けつけることが出来ました。」

 「下仁田のフェス、バイブレーションテーブルに参加するのは3回目。今年は初めて1人で弾き語りをやらせてもらいます。一生懸命、練習しましたが、本業は政治家。万一、失敗しても許してください!(笑)」

 こんなに緊張したのは何十年ぶりだろうか?アコースティックギターを弾きながら歌ったのはオリジナルを含む4曲。最初から最後まで試練の連続(?)だった。

 最初から予想外のトラブル。緊張で(?)手が震えて、リズムがうまく刻めなかった。(あれ?)2曲目の途中、ようやくリラックスした感じになったなと思った途端に、手が滑ってピックがどこかに吹っ飛んだ。(うわあ)すぐに爪のピッキングに切り替えた。

 歌詞もあちこちで間違えた。(おっと)すかさず、言葉を創作した。(笑)が、とにかく最後まで(止まらずに)やり抜いた。(ふうX5)

 「一太さん、そのままで大丈夫です。楽しんでやってください!」という師匠の言葉を実践した。59歳で(しかも政治活動の一環として)こんなワクワクした冒険が出来るなんて、本当に幸せだ。他の政治家には絶対、無理だと思うな。(笑X2)

 「山本一太オン・ステージ」が終わった後、町内の老舗旅館に移動。歌を聴きに来てくれた支持者の方々と一緒に昼食(日本一美味しい鳥丼)を食べた。スゴくいい雰囲気だった。

 後援会の人たちは優しい。口々に「良かった!」と言ってくれた。「一太さん、やっぱり、歌は上手いわよねえ。」「今年も参加してくれて、ありがとう!」「一太君が緊張するなんて、初めてのシーンだったなあ。(笑)」等々。何とか頑張った甲斐があった。(ニッコリ)皆さん、本当にありがとうございました!!

 昼食後は伊勢崎市、前橋市、館林市と移動。複数の市議や県議の市政報告会、議長就任祝賀会、県政報告会等に出席した。もちろん、どの場所でも心をこめて言霊を放った。が、祝辞も挨拶も全く緊張しなかった。(笑X3)演説やスピーチは、アコギの弾き語りに比べたらずっと楽だもの!

 9月10日。来日した友人のマシオカ氏と再会。都内某所で夕食を食べた。米国で俳優、プロデューサーとして活躍中のマッシーとは、とても親しい間柄。ある種の天才と言ってもいいマッシーの「マルチな能力」には毎回、圧倒される。このひとの話は本当に面白い。が、それより何より「信義や恩義を重んじる」彼の人間性がスゴく好きなのだ。

 日米のエンターテーメント事情や社会現象から国際政治まで、幅広い話題で盛り上がった。2次会のカラオケには、2人のミュージシャンも合流。最後は(いつものとおり)マッシーののオペラで圧巻の完結!ほとんどライブみたいな空間だった。(笑&感動)

 自民党グールジャパン戦略推進特命委員長も続投が決定。JETROのクールジャパン政策のアドバイザーも務めるマシオカ氏とは、またいろいろな意味で情報交換が出来そうだ。