2017年9月5日

 昼12時。参院自民党執行部会に出席。武見敬三政策審議会長に続いて会長代理就任の挨拶をした。

 「気がついたら22年も参院議員をやっていますが、久々に執行部会に戻って来ました。(笑)自民党全体の政調会長代理も兼任せよとのこと。吉田幹事長とも話しましたが、武見会長を支えつつ、党本部政調との連携もしっかりやっていきたいと考えています。」

 参院代表として「政調会長代理」に任命されたのは山本一太と片山さつき氏の2名。本日の総務会で正式決定されたとのこと。当選回数、閣僚経験等を踏まえ、山本一太が参院側の「筆頭格」になった。当然だと思う。(笑)

 岸田文雄新政調会長を支える政調会長代理は衆参合わせて7名。衆院側は田村憲久元厚労大臣、新藤義孝元総務大臣、江渡聡徳元防衛大臣、松野博一前文科大臣を含む5名。ほぼ全員が閣僚経験者だ。

 過去のブログでも触れたが、かつて参院政策審議会長は自民党政調の中で、まともに位置付けられていなかった。山本一太政審会長時代に「格上げされた政審会長」が初めて党本部の政調会長代理を兼任する仕組みになったのだ。

 当時の野党自民党の政調会長は石破茂氏。自分は、政調会長をサポートする政調会長代理3人のうちの1人だった。その後、ポストの人数は7人まで増えた。少しデフレ気味ではあるが(笑)、それでも7年ぶりに就任した「政調会長代理」だ。ちょっと嬉しい。(ニッコリ)

 久し振りのこの「党の役職」は、最大限に活用させてもらう。岸田政調会長と武見政審会長を助け、吉田幹事長と協力して参院自民党の存在感を底上げし、様々な政策分野での発信強化に繋げたいと思う。

 昼12時45分。議員会館で大事な来訪者を迎えた。その後、20分ほど遅れて武見政審の最初の「正副会長会議」に飛び込んだ。政審として取り上げる大きなテーマと正副メンバーの役割分担が決まった。

 13時30分。参院外交防衛委員会の閉会中審査がスタート。最初に、武見敬三政審会長が自民党を代表して質問した。約90分の審議の後、最後に「北朝鮮による6度目の核実験に対する抗議決議」が全会一致で可決された。

 河野太郎外務大臣の答弁は終始、落ち着いていた。委員会室の隣の席に座っていた武見氏が言った。「ねえ、山本君、太郎外相、いい感じだねえ。政治家としてちょっぴり風格(?)が出て来たんじゃないか?」と。全く同感だ。(ニッコリX20)

追伸:「自民党クールジャパン戦略推進特命委員長」と「自民党北方調査会長」も留任。発足のタイミングを図っていた「総裁ネット戦略アドバイザー国会議員チーム」もいよいよ起動させないと!!