2017年8月10日

 

 18時。新幹線で地元に向かっている。明日から過酷な「新盆ロード」が始まる。8月16日まで毎日、群馬県内を回る。お世話になっている方々の自宅に伺い、新盆のご焼香をさせていただく。毎年、世の無常と家族の絆を感じる空間だ。

 政治家・山本一太は1人しかいない。どんなにハードなスケジュールを組んだところで、議員本人が全てのお宅を訪ねられるわけではない。毎年、各地域を担当する地元秘書が苦労して日程を作る。彼らの努力を無駄にすることは出来ない。

 だから、「朝まで生テレビ」の翌日も(睡眠ゼロで)群馬県に突入する!(ふう)

 さて、本日は午後から3時間半の外交防衛委員会。河野太郎外相の参院デビューだった。参院の外交防衛委員会には、常に外務大臣と防衛大臣の2人が出席する。

 河野外相も小野寺防衛相も、とても安定していた。野党委員のどんな質問に対しても、冷静かつ丁寧に答弁していた。そう、「適材適所」とはこういうことなのだ。

 質疑を聞きながら、時々、右隣りの武見敬三参院議員と言葉を交わした。「山本さん、やっぱり、この2人はいいねえ。答弁が的確だし、好感度も高い。」「全く同感です。河野・小野寺コンビが2+2(外相・防衛相会合)に行くのは嬉しいですね!」

 交互に答弁に立つ2人の閣僚を見ながら、ふと、こんな予感が胸を過ぎった。

 「太郎ちゃんと五典さん、いつか総裁選挙で競い合う時が来るかもしれないな!」と。