2017年8月6日

 19時。金曜夜の「朝まで生テレビ」出演に備えて、憲法改正に関する資料を読んでいる。総理の「9条の1項、2項をそのまま維持し、追加規定で自衛隊を明記する」という考え方には賛成だ。問題は条文の表現(内容)をどうするかということだ。

 さて、過去のブログでも触れたが、自分が常に「選挙区の体感に最も近い」と感じているのは、NHKと日テレの世論調査だ。その日テレの8月の定例世論調査の結果が公表された。

 内閣支持率は微増の35.6%、不支持率は微減の47.3%だった。内閣改造については、「評価する」(40.7%)が「評価しない」(32.0%)を上回っている。

 加計学園をめぐる安倍総理の説明に納得しないと答えたひとは78.2%。その一方で、「重要問題が山積しており、加計学園問題に時間を費やすべきではない」という回答が54.2%に達している。

 国民が野田聖子総務大臣や河野太郎外相に好感を抱いていることは間違いない。が、日テレの数字は「安倍総理に対する国民の信頼はまだ十分に回復していない」という山本一太の分析を裏付ける結果となった。ただし、「多くの国民が国会審議に何を期待しているのか?」については、政治全体として真摯に受け止めるべきだ。

 NHKの最新世論調査はまだ発表されていない。が、内閣支持率は恐らく40%くらいではないか?日テレとNHKの2つの数字を足して2で割った平均値が最も現実に近い。これはベテラン政治家としての経験則だ。

 地元等での率直な体感を言うと、「内閣支持率は内閣改造である程度回復したものの、支持率はまだ4割までは戻っていない」という感じだ。不支持率のデータが示すように、依然として「安倍政権に対する根強い反発」は解消されていない。安倍総理の応援団として改めて言っておく。「改造浮揚効果を過信してはならない!大事なのはこれからだ!」と。

 野田聖子総務大臣、河野太郎外務大臣、小野寺五典防衛大臣、林芳正文科大臣には、積極的にメディアに露出して欲しい。安倍内閣再浮上の鍵はこのひとたちが握っている。微力ながら、自分も援護射撃をさせてもらう。

 聖子さん、太郎ちゃん、ごてんさん、ヨッシー、スゴく忙しいと思うけど、ぜひ、山本一太の「直滑降ストリーム」にも出演してください!政策はもちろんのこと、他のメディアでは絶対に伝わらない人間的魅力を発信したいのです。

 さっそく親友の河野外相からはメールが来た。「直滑降ストリーム、ぜひ呼んでください!」と。明日、河野事務所に日程調整をお願いする。ただし、番組内で歌うのは禁止だ!!(笑X5)