2017年8月5日

 昼過ぎ。新幹線で高崎駅に向かっている。13時30分からの「高崎まつり」開会式に出席するためだ。久々に福田達夫衆院議員とも会えるだろう。防衛政務官就任のお祝いを言わないと!(ニッコリ)

 同じ群馬県選出の笹川博義衆院議員も環境政務官が内定した。後で電話してみよう。ひろちゃんにも、ぜひ頑張ってもらたい!

 昨日から今日にかけて、同僚議員を含む何人かの政治関係者と電話で話をした。「内閣改造が功を奏した。大丈夫!これをきっかけに政権は再浮上する!」みたいな見方が多かった。この甘い分析には驚いた。さっそく、こう釘を刺しておいた。

 「いや、楽観も油断も禁物だ。内閣不支持率は依然として高い。国民の安倍政権に対する信頼はまだ戻っていない。たとえば来週の週刊誌で複数の大臣のスキャンダルが出たりすれば、(そんなことはないと信じているが)たちまち5ポイントくらいは吹き飛んでしまうだろう。その醜聞が国民にとって不快な内容だったら尚更だ。」

 「加えて、臨時国会では再び野党から厳しい追及を受ける。森友問題も加計問題も終わっていない。何らかの問題を抱えた大臣、答弁の不安定な閣僚が集中攻撃を浴びることは間違いない!」

 「総理もそのことが十分、分かっているからこそ、改造に際しての記者会見で、森友学園への国有地売却の件、加計学園による獣医学部の新設、防衛省の日報問題にわざわざ言及し、改めて国民にお詫びをした。政権奪還の時の原点に立ち返り、謙虚に全力を尽くすと明言したのだと思う。」

 「あの会見はスゴく良かった。野田聖子総務相や河野太郎外相への好感度はもちろんだが、総理の会見での真摯な言葉も、内閣支持率の上昇に貢献したと思う。多くのひとが、『もう一度、総理の言葉を信じてみよう』と考えたに違いない。が、お詫びが通用するのはここまで。逆に実行が伴わないと、国民は再び失望する。そうなったら、失地挽回は難しい。そのくらいの緊張感が必要だ。」

 臨時国会が始まる前に、野田総務大臣、河野外相、小野寺防衛相、林芳正文科相あたりに、どんどん活躍してもらいたい。この人たちの存在感が高まれば高まるほど、内閣のイメージが好転するからだ。

 「仕事師内閣」は政権再浮揚の最後のチャンスだ。日本の国益だと信じて疑わない「さらなる安倍長期安定政権」を強く望むからこそ、総理に対する「苦言シリーズ」を続けたいと思う。

 あ、間もなく高崎のアナウンス。

追伸:
1.来週は「橋下x羽鳥の番組」「TVタックル」の収録に参加する。「朝まで生テレビ」にも出演する。あらゆる機会を捉えて、改造内閣の強みをアピールしたい!

2.テレビと言えば、BS日テレ「深層ニュース」のスタッフの皆さん、本当にごめんなさい!!懲りずに、ぜひまた声をかけてください。改造内閣については、発言したことが山ほどあった。(残念)