２０１７年７月３１日
昨日の横浜市長選挙は、自民・公明が推薦する現職の林文子氏の圧勝だった。与党が応援する候補者の連敗が止まったのは大きい。（ホッ）菅義偉官房長官も安堵していることだろう。菅長官、選対の皆さん、お疲れ様でした。自民党国会議員の１人として、心から感謝しています！！
過去のブログでも触れたが、横浜は全く心配していなかった。盤石の支援態勢に加え、林市長の実績が高く評価されていたからだ。問題は、茨城県知事選と愛媛３区補選だ。微力ながら、（要請があれば）応援に入る！
数日前、総理官邸に菅官房長官を訪ねた。佐喜真宜野湾市長も一緒だった。西普天間基地跡地の振興策に関してお願いしたいことがあった。アニキ（長官）は、多忙な日程を調整して時間を作ってくれた。（感謝）
国際的に活躍する女性の友人たちが、最近、特に安倍政権に厳しい。皆、同じことを言う。「悪いけど、安倍総理は好きになれません。一太さん、なぜそこまで安倍首相を応援するんですか？」と。ここのところ、地元でも女性支持者の人たちから同様の声を聞く。「無党派の女性が急速に支持から不支持に変わりつつある」というデータを裏付ける現象だ。
安倍内閣の実績を強調するだけでは、この人たちの心には響かない。感情に理屈は通用しない。だから情緒的な答えを返す。「いや、それは総理のことを知らないからです。一度でも会食すれば、絶対、好きになると思いますよ！」と。そして、最後は必ずこんな会話で終わる。「まあ、一太さんがそこまで言うんだから、魅力のあるひとなんでしょうね！」と。（笑）
菅官房長官に関して言うと、山本一太と本当に親しいひとたちは（身内も含めて）全員、「政界のアニキ」の大ファンだ。理由はシンプル。政治家山本一太が苦しい時（正確には悔しい思いをしている時）に、いつも後押ししてくれるから。「自分がどれだけ官房長官に感謝しているか？」を皆、知っているからだ。
政治家・山本一太のボトムラインは最初から決まっている。「安倍総理と菅長官を守る！そのためにこの２人の清廉な人間性を発信する！」ということだ。TV番組等でも、繰り返し主張している。「（他の政治家や官僚のことはよく知らないが）この２人が私利私欲で行政をねじ曲げることはあり得ない！」と。
「直滑降ブログ」の最大の戦略目標は、「安倍首相と菅官房長官の人間性を国民に理解してもらう」ことだ。実はそこが信頼回復のカギだと考えている。
数日前に、ジャーナリストの田原総一朗氏が総理官邸で安倍総理に会った。面会後に記者に取り囲まれた田原氏は、「政治生命をかけた冒険を提案した」と語った。「内容は近いうちに分かる」とも。
田原氏が言及した「冒険」が何を意味するのかは知らない。が、「このままだと安倍内閣はジリ貧になる。内閣改造でも支持率は上がらない」という田原氏の分析は正しいと思う。
先日、世の中の流れを読む直感力の達人（親友の１人）が言った。「一太さん、安倍首相が今回の危機を乗り切るための恐らく唯一の方法は『ネット戦略＝SNSによる発信』だと思う。今こそ、総裁ネット戦略チームの出番ではないか！」と。
実は自分も全く同感だ。ある種の確信と言ってもいい。良くも悪くも、トランプ大統領のTwitter戦略は参考になる。安倍総理が自らの言葉で毎日、何度でも直接、国民に向けて言霊（ツイート）を発すれば、世の中の雰囲気は変わる。総理自身のメディアで国民と繋がれるからだ。
その点で言うと、総裁ネット戦略アドバイザーなどと名乗りながら、安倍総裁に「SNS戦略の重要性、特にTwitter発信の本当の威力」さえ認識してもらえなかった自らの非力が腹立たしい。とても悔しい。
「居心地のいいFacebookではなく、不特定多数に届くTwitterにこそ力を入れるべきだ！」という助言すら、まともに出来なかった。どんなに優秀でも、官僚からは出て来ない発想もある。センスのないお友達（？）や腹心（？）の山本一太に関する悪口やご注進を何度も耳にしたのに、「総理に迷惑がかかる」などと言い訳を探して、こういう人たちに反論もしなかった。「どうせ聞いてもらえない」と決めつけて、総理に説明もしなかった。（後悔＆反省X２０）
残念ながら、ここが「応援団」と「側近」の違いなんだと思う。（苦笑）外ではカッコいいことを言いながら、実は「悪者になっても総理を支える覚悟」が無かったのだ。（後悔＆反省X３０）
追伸：この難関を乗り越え、安倍政権を再び安定軌道に乗せるためには、「地道な実績の積み上げと国民への丁寧な説明」が不可欠だ。難しい状況ではあるが、まだ信頼回復は可能だと信じている。
最近、ふと思う。万一、このまま安倍政権が退陣に追い込まれるような事態になれば、大きく国益を損ねる。が、同時に「政治家・山本一太のチャクラは、いよいよ解放されるだろう！」と。「NARUTO」みたいに九尾の狐（人柱力）を宿しているわけではないが、それなりに凶暴だ。（笑）
山本一太は安倍晋三内閣総理大臣を応援して来たのだ。他の誰でもない。リミッターが外れた時には、相手が総理の側近（？）だろうと、官邸のスタッフだろうと、党のお偉方だろうと、これまで我慢して言わなかったことを、ハッキリと（ガツンと）言わせてもらう！覚悟しておいてください！（笑X２）