2017年7月17日:パート2

 夜。カロリーゼロのスプライトを飲んでみた。ふうむ。結構、美味しいじゃないか。3連休はあっという間に終了。大きく深呼吸をして「苦言ブログ:その8」を書き始めた。

 本日公表されたANNの最新世論調査(15、16日に実施)によると、安倍内閣の支持率は29.2%に下落、不支持率は54%に上昇した。

 前回のブログでも指摘したが、残念ながらこのANNの数字のほうが(同じ時期の共同通信の調査より)実態を反映していると思う。常に「体感に近い」と感じている日本テレビとNHKの調査でも、恐らく同じくらいの結果が出て来るだろう。

 内閣の不支持率が50%を超えた点、7割以上の国民が「加計学園問題に関する政府の説明に納得していない」という点は、共同の調査と同じだ。無党派を中心に巻き起こった安倍政権への逆風は、そう簡単に止まりそうもない。「8月初め(?)に行われる大幅内閣改造でミスを犯さない」ことが益々、重要になって来た気がする。

 内閣改造に関連があるのかどうかは分からないが、先日、ある筋から「某議員の過去の噂」について問い合わせがあった。かなりの事情通だと誤解されていることも判明した。(笑)

 「一太さんのブログは、もともと永田町関係者の間では視聴率がスゴく高い!いわゆる議員のブログの中では、更新頻度もメディアのアクセス率も一番でしょう。特に今は、情報ソースとしてあちこちから注目されていますよ!」

 もちろん、こんなお世辞には籠絡されない。(笑)質問には何も答えなかった。え?「誰に何を聞かれたのか?」は一切、言わない。万が一にも安倍政権にマイナスの影響があると困るからだ。

 紛れもない事実がひとつ。それは、8月初旬(?)の内閣改造を念頭に「いろいろなひとが様々な情報を執拗に調べている」ということだ。派閥の内情も知らず、党の幹部でもない山本一太にまで情報収集の手が伸びて来ているのだ。尋常ではない。

 有力な入閣候補(?)の皆さん、情報管理には、くれぐれも注意してください!日頃の行動にも十分、気をつけたほうがいいと思います。

 永田町周辺では、「菅官房長官と麻生副総理兼財務大臣は留任。二階幹事長と高村副総裁も続投ではないか?」みたいな憶測が流れている。事実、一部マスコミもその可能性を報じている。この4人の方々については、自分も全く同じ見方だ。個人的な見解を記しておく。

 安倍政権の本当の試練はここから始まる。いかなる逆風に晒されようと、内閣官房長官として最後まで総理を支えてくれる人物は「菅のアニキ」以外に見当たらない。個人的には、安倍内閣が続く限り、官房長官であり続けて欲しいと思っている。

 麻生財務大臣は安倍首相の盟友だ。第1次安倍内閣の時も、最後まで総理の側にいてくれた。日本政府の司令塔として、米国トランプ政権との難しい経済協議を仕切るのも麻生財務相だ。麻生大臣の交代は(いろいろな意味で)ちょっと考えられない。

 二階幹事長の続投にも全く違和感はない。安倍政権における自民党幹事長に求められている役割は、党の顔としての対外発信ではない。いかに党全体をまとめていけるかということだ。

 安倍総理は「最後の党人派」と言われる二階幹事長の手腕と信義に期待している気がする。今、二階幹事長に代わって党の要である幹事長をやれるほどの存在感を持つひとも、なかなか思い浮かばない。

 ましてや、高村副総裁を交代させる理由は全く思い当たらない。総裁ネット戦略アドバイザーとして自民党役員会に同席させてもらった時期があったが、高村副総裁の発言には重みがあった。安倍総理にとって同郷の高村副総裁は、最も頼りにする兄貴分でもある。

 内閣の人事は安倍総理が決める。他のひとが口を出すような話ではない。なのになぜ、こんなちび議員が改造人事を気にかけているのか?安倍総理にブログを通じて自分の考えを伝えたいと思っているのか?それは、「安倍首相が派閥のバランスや各派の要請を慮るあまり、適材適所の人事を貫けなくなるのではないか?!」と心配するからだ。

 新たに任命した新大臣に「国民を辟易とさせるような醜聞や問題」が次々に発覚するような事態になれば、政権の崩壊にさえ繋がりかねない!

 安倍総理、内閣改造はくれぐれも慎重にやってください。秘書に対するパワハラの噂があったり、閣僚に任命した瞬間に過去のスキャンダルが再燃したりするようなひとは、(誰にどう頼まれようと)入閣させないほうがいいと思います。

 この件については「大幅改造③」で詳しく記す。

追伸:この3連休は、毎日、美味しくて身体にいいものを食べた。(ニッコリ)が、運動がちょっと足りなかった、な。(反省)