2017年7月12日

 気がつくと午前2時。運動と熱いお風呂を諦めて、短いブログを書く。

 自民党内に「本当の危機感」というものが感じられない。(ため息)きっと「一強多弱」の状態に慣れ切ってしまったからだ。2008年(政権交代)の記憶が、すっかり風化してしまったかのようだ。

 人間は試練がなければ進化しない。政治家だってそうだ。繰り返し言うが、過度の「一強多弱」は、いろいろな意味で不健全だ。

 個人的には、野党が(どんな形でも)次の衆院選挙の前に(ちゃんとした)「政権の受け皿」を作るべきだと考えている。そうすれば1人1人の自民党議員が死に物狂いで努力する。そうなって初めて、切磋琢磨出来るのだ。

 終日、前橋市内の挨拶回りをやり、18時半過ぎの列車で東京に戻った。通常より30分遅い20時から始まったウェブ番組「直滑降ストリーム」にギリギリで飛び込んだ。

 北朝鮮問題コーナーには、武貞秀士教授が2度目の登場。もちろん意見の違う点もあるが、武貞教授の「金正恩委員長の思う壺説」「中国外交恐るべし理論」が益々説得力を増している。さすがにこう思わざる得ない。「日本政府も戦略的思考の転換を迫られている」と。

 番組後の視聴者アンケートは「とても良かった」と「まあまあ良かった」を合わせて87%。意見の割れる北朝鮮問題を扱ったことを考えれば、けっして悪い数字ではない。ところが、番組へのアクセス(視聴率)がいつもより3割も少なかった。(ガクッ)

 いつもより時間が短かったとはいえ、初めての現象(?)だ。東京都議選の影響?!それとも内閣支持率の低下が関係しているのだろうか?!こんなところにも、自民党への逆風が現れているのかも。

 明日も朝の新幹線で地元に入る。5時間は寝ておかないと。おやすみなさい!