2017年6月14日

 15時30分。議員会館事務所で待機している。法案をめぐる与野党のせめぎ合いが続いているようだ。参院本会議はかなり遅くまで続く可能性もある。

 ということで、本日19時半から放送予定だった「直滑降ストリーム」は、中止せざる得ない状況になった。(残念)今晩、紹介するはずだった「山本一太政経セミナー&音楽ライブ」の模様は、来週の番組で取り上げたいと思う。

 参院本会議が再開される前に、本日のブログを書く。

 昨日、18時30分から都内で尾身朝子衆院議員の励ます会があった。地元からも大勢の支持者が駆けつけていた。自民党群馬県連会長として、次のような趣旨の挨拶をした。

 「今日は尾身朝子さんを励ます会に多くの皆様にご参加をいただきました。自民党県連会長として心からの感謝を申し上げます。先ほど、自民党総務会長であり、朝子さんが所属する最大派閥・清和会の会長でもある細田博之先生から、『次の衆院選では尾身朝子さんが群馬1区から出る。何としても当選してもらわねばならない!』というお話がありました。」

 「尾身朝子さんは過去2年間、比例区の現職国会議員として自民党の活動に貢献し、群馬県の様々な問題にも取り組んで来ました。彼女のずば抜けた国際感覚、知識、仕事への情熱に関しては、(総務会長や大臣から)縷々、説明があったとおりです。が、先ほど、細田会長が指摘された点に関して、県連会長として皆様の前で改めて申し上げておきたいことがあります。」

 「それは、群馬県連が次回の衆院選で尾身朝子さんを公認候補として推薦するという方針に関して一枚岩だということです。党本部が朝子さん以外のひとを公認するということはあり得ないと確信しています!」

 「政治家にはそれぞれ立場というものがあります。だから、特定のひとのことを批判するつもりはありません。ただし、県連が朝子さんの公認推薦を決めた経緯は、もう一度、明らかにしておきたいと思います。昨年5月、県連の候補者選考委員会で丁寧に議論を重ね、私たちは次期衆院選において『尾身朝子氏を党本部に公認候補として申請する』ということを正式に決めました。」

 「今日の励ます会に駆けつけている行動力抜群の狩野ひろし新県連幹事長、県議会の重鎮である中沢丈一県議(当時の選考委員長)を含む1区の県議が全員、このプロセスに参加しました。県選出の国会議員とも協議しつつ、推薦候補の選考を進めたのです。手を挙げたひとにも門戸を開いて候補者になってもらい、フェアな手続きの中で最後は投票までやって、尾身朝子さんを『公認候補として推薦する』ことを決定しました。この決定が覆ることは100%、ありません!」

 「皆さん、衆院群馬1区は前橋市、沼田市、利根郡に加え、渋川市、桐生市、みどり市の一部から構成されています。前橋市と沼田市で有権者の8割。利根郡を加えると9割に達しています。」

 「この事実を踏まえた上で言いますが、群馬1区の10人の自民党県議は『尾身朝子氏を応援する』ことで一致しています。加えて、群馬1区の最大の票田である前橋市の山本龍市長も、朝子さんへの支持を明言してくれています。本日の集まりに出席していただている横山沼田市長、利根郡の町村長の方々も朝子さんの応援団です。何が地域の民意なのかは、火を見るよりも明らかだと思います!」

 「朝子さんの父君である尾身幸次元財務相とは盟友関係にあり、朝子さん自身のこともよく知っている安倍晋三総裁はもちろん、地域の県連(党員)の意向を大切にする二階幹事長も、朝子さんの所属する清和会の幹部である下村幹事長代行も、筋を重んじる古屋選対委員長も、必ず朝子さんの公認を後押ししてくれる、すわなち、尾身朝子氏が公認されることは間違いないと確信しています!」

 「最後にもう1つだけ言わせてください。都議会議員選挙は激戦です。安倍政権で国政選挙4連覇中とはいえ、油断は出来ません。次回の衆院選は、自民党にとって厳しい戦いになるでしょう。どの選挙区で誰を公認するかは、自民党全体のイメージを左右します。世間の感覚と懸け離れた誤った判断をしたら、それだけで多くの議席を失うかもしれません。そのことは党幹部の方々もよくご存知だと思います。」

 「次回の衆院選では、清廉潔白で、真面目な尾身朝子さんに群馬1区の公認候補として戦ってもらい、勝利を得る。これが地域のためであり、自民党のためであり、日本のためだと断言させていただきます。お集まりの皆さん、どうか自民党公認候補として立候補する尾身朝子さんの当選のために、ぜひとも力をお貸しください!!」

 大きな拍手が沸き起こった。

 次にマイクを握った下村博文・東京都連会長もこう言った。「自民党群馬県連が一致して尾身朝子さんを後押ししている。自分も幹事長代行として、朝子さんが公認を得られるよう、全力を尽くすつもりです!」

 降壇する下村元文科相に大きな声でお願いした。「下村幹事長代行、必ず朝子さんを公認してください!」下村氏は大きく頷いていた。

 狩野県連幹事長も力強く言い放った。「先ほど、元気な山本県連会長が言ったとおり、県連は尾身朝子衆院議員を公認推薦するということで一致しています。が、党の公認を決めるのは県連ではなく党本部。朝子さんの公認をくれぐれも宜しくお願いします!!」

 あ、何か動きがあったようだ。