2017年6月2日

 午前1時30分。先ほど、シンガポールの友人と電話で話した。シンガポールで開催中の「アジア安全保障会議」(いわゆる「シャングリラ・ダイアローグ」)の様子を聞くためだ。

 安全保障に関する国際会議としては、間違いなく「世界で最も重要なフォーラム」の1つだ。アジア各国の防衛大臣に加え、マティス米国国防長官等も出席。日本からは稲田防衛大臣が参加している。そうそう、河野太郎衆院議員も行っていると聞いた。

 どう考えても、今年の主要テーマは北朝鮮問題にならざる得ない。シャングリラでの議論は、来週(?)の「直滑降ストリーム」でも紹介する。

 さて、本日は午前10時から約2時間の参院本会議。住居宿泊事業(いわゆる民泊)法案についての質疑・採決が行われた。

 昼12時30分。第1回「参院自民党朝鮮半島問題戦略研究会」が開かれた。初回のゲストスピーカーは岸田文雄外務大臣。冒頭、北朝鮮に対する政府の基本姿勢を語ってもらった。

 13時から沖縄・北方特別委員会がセットされていたため、外相の滞在は15分。それでも、多忙な日程を調整して駆けつけてくれた岸田外相の人柄に感動!岸田大臣、本当にありがとうございました!

 参院自民党朝鮮半島問題PT終了後、沖縄・北方特別委員会に遅れて飛び込んだ。特別委員会は15時半まで続いた。

 委員会終了後、そのまま総理官邸へ。総理執務室で安倍総理と会った。参院自民党朝鮮半島問題研究会の発足を報告。いつもの柔らかい笑顔だった。

 16時15分。有楽町イトシア前で行われていた参院自民党街頭演説会に合流。しばらく仲間の議員たちと一緒に通行人にパンフを配った後、自民党街宣車のステージ上った。丸川珠代大臣、下村博文都連会長の後でマイクを握った。集まった聴衆にこう訴えた。

 「最近、自民党が(数の力で)少し傲慢になっているように見える。衆院での審議がちょっぴり乱暴だと感じることもある。今こそ、良識の府である参議院が役割を果たさねばならない!皆さん、ぜひ、参院に注目してください!」

 「長期安定政権こそ日本の国益。過去4年間、安倍政権は大きな実績を積み上げて来た。自分はこれまでも、そしてこれからも安倍首相を応援する。ただし、党内議論が低調なのは心配。オープンな総裁選挙はやったほうがいい。次の総裁選挙には、石破さんも岸田さんも、ぜひ立候補して欲しい。それが自民党の活力に繋がる!」

 あ、もうこんな時間(午前2時過ぎ)か。腹筋と背筋のノルマをこなして、布団に入る。おやすみなさい!