2017年5月19日

 間もなく21時。高崎から東京に向かう新幹線の車中でパソコンの電源を入れた。

 午前10時から党の政調審議会で平成28年度版クールジャパン特命委員会の提言(案)が議論に付された。最初のプレゼンでは、こちらの説明不足もあり、了解が得られなかった。(反省)が、2度目の審議で何とか承認をもらった。

 政調審議会メンバーの皆さん、ありがとうございました。山下さん(山下貴司事務局長)、平さん(平将明幹事長)、特命委員長の私が準備不足だったために、迷惑をかけてごめんなさい!

 この件については、改めて書く。いろいろ言いたいことがあるからだ。

 同じ時刻に始まっていた参院外交防衛委員会にかなり遅れて飛び込んだ。委員会質疑は昼12時まで続いた。

 15時。地元某市長とのミーティング。続けて浦添市長の訪問を受けた。秘書と日程等の打ち合わせをやり、東京駅へ。夕方の新幹線で地元に向かった。

 17時40分。清水太田市長との面会。そのまま伊勢崎市に移動。某県議の地区県政報告会で激励の挨拶をやった。

 さて、話題を変えて、最近、つくづく感じたことを記しておく。驚いたことに、世の中には「生まれつき性格の悪い(=底意地の悪い)人間」というのが存在する。というか、「嫌なヤツ」ってどんな世界にもいるものだ。

 それが後天的な性質だったとしても、意地悪なまま年を重ねたら、周りから嫌われる性格は絶対に直らない。(ガクッ)

 この種の人物は、どんなに優秀でも、どれほど能力があっても、けっして他人から慕われない。誰も本気で担ごうなんて思わない。絶対に仕えたくないタイプだもの。(笑)

 そりゃあ、そうだろう。嫌いな人間(嫌なヤツ)のために、本気で汗をかくひとなんていない。ましてや、政治の世界では尚更だ。安倍総理の求心力の核心は(能力や実績もあるが)「総理の人間力」(人間的魅力)だと思う。総理は「多くのひとから好かれる」のだ。

 何度かこのブログに書いた憶えがある。自分が最も嫌いなタイプの人間は、権力者にお世辞を使う癖に、目下の人間には横暴に振る舞う人物だ。こういう人間を見ると虫酸が走る。「コイツ、何か勘違いしてるんじゃないか!(怒)」と。

 もう1つ、言っておきたい。参議院議員山本一太も、自民党という組織に属している。組織の一員である以上、組織のルールには従う。その中で与えられた役割は、真面目に果たして来たつもりだ。

 その時々の「上司?」(組織の上層部)から指示があれば、「部下?」(その組織に属する者)として出来るだけ応えようと努力する。そのひとを盛り立てようと頑張る。当然のことだ。

 ただし、自分より当選回数が少なかったり、若かったり、たまたま組織の中で一段下のポジションにいたからと言って、相手の議員を見下したりしたことは、ただの一度もない。地元の県議会議員に対しても同じだ。

 県連会長かどうかなんて関係ない。県議に会いたい時は、こちらからアポを取って足を運ぶ。

 え?どうしてかって?!「選挙(民意)で選ばれたという点において、政治家(特に国会議員)は全員が対等の関係だ」と考えているからだ。そして、自分は所属政党の執行部の誰かに雇われているわけではない。国民の代表の1人として国会に来ているのだ。

 たとえば、クールジャパン特命委員会の委員長だからと言って、自分より政治キャリアの短いPT座長に偉そうに命令したり、威張り散らしたりなんてしない。常に敬意を払って接しているつもりだ。

 さらに記しておく。政治家山本一太は基本的に「直球」しか投げない。陰でコソコソと悪口を言うのは性に合わない。逆に誰かが自分に対して何か言いたいことがあるなら、直接、呼び出して伝えてもらったらいいと思っている。

 それだけに、何かの権力を振りかざし、そもそも対等の政治家に対して不必要に威張ったり、ポストを使って嫌がらせをするような人間は、吐き気がするほどムカつく。(怒)

 「一時が万事」とはよく言ったものだ。こういう人物がいるとすれば、大勢の人間に不快な思いをさせ、同じような「嫌悪感」を抱かせているに違いない。なるほど、世間で認識されていること(多くの人間が囁いている評価)には、ちゃんと理由があるんだ、な。よく分かった。

 あくまで一般論ではあるが、言いたいことを言ったら、少しスッキリした。(笑X2) あ、間もなく東京駅のアナウンス。

追伸:権力や権威を振りかざして相手を威圧しようとする人間なんて、ちっとも怖くない。こういう人物に限って、実は気が弱い。

 断っておくが、今さら「偉い人々」に取り入って「美味しい思い」をしようなんて、露ほども思っていない。そっちがやる気なら、徹底的にやってやる!!

 ふうむ。久々に錆びついていた(?)闘争心が蘇って来た。我ながら、いい感じじゃないか!(笑X3)