2017年4月15日

 

 13時30分から安楽岡一雄・前館林市長の市葬があった。前市長の密葬には参列させていただいたが、もちろん市葬にも足を運んだ。この葬儀の弔辞は何と11本。指名献花は93名。とにかく長いセレモニーだった。

 

 指名献花が始まるまでに1時間半以上かかった。その後も葬儀は続いていたが、献花の後、そのまま(静かに)会場を抜けさせていただいた。故郷の草津町で、どうしても遅れられない日程が控えていたからだ。

 

 もし山本一太が県連会長として弔辞を頼まれていたら、辞退するか、やったとしても短く済ませていただろう。前市長に対する思い入れが薄いからではない。あの安楽岡市長なら、きっとこう言うに違いないと思うからだ。

 

 「一太さん、弔辞は簡潔でいいよ。そもそも11人なんて多過ぎる。葬儀があまり長くなったら、参列している方々も大変だ。お年寄りにも負担がかかるよなあ」と。

 

 いつも言っているように、言葉は情報の宝庫だ。そのひとの弔辞を聞けば、故人との関係がよく分かる。県議会で同期だった南波和憲県議のお別れの言葉は、心に響くものがあった。前市長と南波県議、五十嵐県議(現伊勢崎市長)の3人の友情の深さを感じた。ご遺族もきっとそう感じたはずだ。

 

 安楽岡前市長は知るひとぞ知る酒豪。「あ、一太さん、悪いね。今、00と飲んでるんだ…」過去のブログでも触れたが、宴会の席から突然、電話をかけてくる、気さくで優しい市長が大好きだった。

 

 安楽岡前市長の志は、40代の気鋭の政治家、須藤和臣・新市長に引き継がれた。安楽岡市長、本当にお世話になりました。どうぞ安らかにお眠りください。合掌。

 

 夕方。生まれ故郷の草津温泉に到着。18時30分から毎年恒例の「山本一太を囲む会」に出席した。町長、議長、地元県議、商工会長、観光協会長等の8名の草津町トップリーダーとの年1回の夕食会だ。

 

 この夕食会も、今年で13回目(?)になった。草津町の現状と将来の展望、森友問題から朝鮮半島情勢にまで、話題が尽きることはなかった。伝えたいことも、聞きたいことも山ほどあった。

 

 草津温泉は絶好調を維持している。昨年度の観光客数は、遂にバブル期を上回った。天下の名湯、草津温泉が生まれ故郷である幸運を噛み締めた。

 

 20時過ぎ。小学校時代の同級生が経営する寿司屋の2階のお座敷に滑り込んだ。集まったのは約30名の若手グループ。昨年同様、ここでも様々な話題で盛り上がった。最も関心が高かったのは、やはり北朝鮮問題だった。同級生たちが口々に言った。「一太、予算委員長、大変だったなあ」と。

 

 会合に参加していた若い町議からは、「一太さん、また町長&町議グループとの意見交換会、やってくださいね!」と頼まれた。「うん、必ずやろう!」と応じた。

 

 若手応援団の会合を出たのは、22時前。急いで「ライトアップされた湯畑」の様子を見に行った。なるほど、幻想的な雰囲気だ。若いカップルが目についた。草津って、若い世代にも人気があるんだ、な。

 

 町長のアイデアで、湯畑と西の河原のライトアップのライブ映像がYouTubeで流されている。ブログ読者の皆さん、ぜひ、チェックしてみてください。

 

追伸:過去4回の参院選挙で、草津町の得票率は常に8割を超えている。どの議員よりも強い。そりゃあ、そうだろう。生まれ育った地元中の地元なのだ。(ニッコリ)