2017年4月9日

 

22時過ぎ。新幹線で東京に向かっている。

 

 本日は太田市長選挙の開票日。現職の清水聖義候補が他候補を大きく引き離して、7期目の当選を果たした。(ニッコリX10)21時に太田市内の選対事務所で当選の一報を聞いた。事務所内は、大きな歓声に包まれた。

 

 短く祝辞を述べた。「太田市の未来、子供達の未来を皆さんの手で守っていただきました!ありがとうございました!本当にお疲れさまでした!!」

 

 今朝はフジTVの「新報道2001」に出演。トランプ政権による北朝鮮への軍事攻撃の可能性について聞かれた。次のような趣旨のコメントをした。

 

 「シリアと北朝鮮は違う。米国の北朝鮮への攻撃が局地的なものであったとしても、最悪の場合、同盟国である日韓が平壌から核攻撃を受ける危険性があるからだ。」

 

 「トランプ大統領は北朝鮮に対して、当然、経済制裁の強化や外交交渉といったアプローチを優先すると思う。しかしながら、米国政府が『このまま放置すれば、北朝鮮がICBMで米本土を核攻撃する能力を持つ』と確信した時は、軍事オプションを選択する可能性はゼロではない。」

 

 「米国が北朝鮮の脅威を認識し、平壌に正面から圧力をかけることは、日本にとってプラスの面もある。ただし、トランプ大統領の警告が逆に金正恩を暴発させ、日本に対する攻撃のリスクを高めるシナリオもあり得る。」

 

 「上記のことを踏まえると、米国の対北朝鮮戦略に関して日米で頻繁に(綿密)に協議する態勢を作っておくことは、日本にとって死活的に重要だ。この点でいうと、安倍総理とトランプ大統領の間に信頼関係が構築されていることは、日本にとって何より重要な外交的アセットだと考える。今回、安倍総理が米国の決意を支持した理由もよく分かる。」

 

 番組終了後、フジTVのスタジオから東京駅に直行。地元行きの新幹線に飛び乗った。某専門学校の入学式で来賓挨拶に立ち、チャリティー空手大会の開会式でマイクを握った。

 

 午後は公明党群馬県本部主催の「陽春の集い」に自民党県連会長として出席。ここでも自民党国会議員を代表して挨拶した。「連立の中で培って来た自公の信頼関係が全く揺らいでいないことは、安倍総裁とこの集いに参加されている山口公明党代表の間でも改めて確認された。今後も政権与党を構成する自民党と公明党がスクラムを組んで日本の政治を担っていことが、日本国民のためになると確信している。群馬でもしっかり協力していきたい!」と力説した。

 

 加えて、「自民党は数の力に奢ってはならない。衆参で単独過半数を握っているからこそ、より謙虚に、丁寧に審議を進めるべきだと思う」とも。

 

 最後に、カジノ解禁法案にも言及した。「前国会で(現時点で国民の反対が強い)カジノ解禁のためのプログラム法案を、衆院がたった6時間の審議で参院に送って来たことには驚いた。参院議員として不愉快だった。参院で18時間の審議をやり、修正して衆院に送り返したのは正しかったと考えている。」

 

 「今後、国会に提出される予定のカジノ解禁については慎重意見を持っている。仮にこの法案が、公明党からも指摘されているマネロン等の犯罪防止、反社会的勢力の排除、依存症対策等に十分な手当てをしないものになるとすれば、カジノ導入には賛成出来ない。今後も党内で堂々と意見を言わせてもらうつもりだ」

 

 公明党関係者の皆さん、余分なことを言い過ぎたと反省しています。3分で終わらせるつもりが、4分半(?)になってしまいました。主催者側にご迷惑をかけたとしたら、ごめんなさい!

 

 乾杯後に会場を出て、高崎市内の病院へ。肩を怪我して入院している某自民党関係者のお見舞いに行った。とても元気そうだった。(ホッ)

 

 あ、間もなく東京駅のアナウンス。