2017年3月17日

 

 午前8時。 党本部の「北方調査会」に出席。 「北方四島共同経済活動に関する提言案」について議論した。 提言の取りまとめに関しては、調査会長である自分に一任された。

 

 北方調査会長として、今回の提言はぜひ、総理官邸(安倍総理)に届けたいと考えている。 が、最終的にどんな形で総理に伝えられるかは、茂木政調会長とよく相談して決める。

 

 茂木会長とアポを取りたいが、なかなか日程が合わない。 そもそも党の要である政調会長が超多忙なことに加え、こちらも連日の予算審議でなかなか動きが取れない。 少し先になりそうだ。

 

 それはともかく、山本一太が会長になるまで(設置はされたものの)一度も開かれていなかった自民党北方調査会が本格的に動き始めている。 何と言っても、事務局長(北海道選出)の長谷川岳参院議員の機動力が光る。(ニッコリ)

 

 北海道の皆さん、こんな素晴らしい次世代ホープを再び国会に送っていただき、心から感謝します!

 

 午前10時から参院本会議。 本会議終了後の予算委員会理事懇談会で、籠池理事長の証人喚問について協議した。 理事懇の話し合いを受け、昼12時50分から予算委員会理事会では、参院での証人喚問の日程や各党の時間配分等を決めた。 続けて13時から予算委員会を開き、参院予算委員会での証人喚問を正式決定した。

 

 前回のブログでも述べたが、参院予算委員会の理事会(現場)では「参考人招致」に関して、与野党がギリギリの協議を続けていた。 それが自民・民進の国会対策委員長会談で唐突に(?)「証人喚問」になったことについては、今さらゴチャゴチャ言うつもりはない。 与野党が合意したのだ。

 

 ただし、「参考人招致」と、強制力のある「証人喚問」は違う。 籠池理事長の証人喚問は来週23日に衆参で行われることになったが、同じ日に衆参の予算委員会で証人喚問が行われた前例はない。 人権への配慮も必要だ。

 

 そこで参院予算委員会の証人喚問では、与野党理事の話し合いで「いきなり本人への喚問に行くのではなく、冒頭、籠池理事長に10分程度、発言してもらう」形式を取ることになった。 参院らしい配慮だと思う。 本人の発言の後、先ずは委員会を代表して委員長が質問をやり、続けて各党委員が質疑を行うという流れだ。

 

 理事会の最後に、委員長として短く発言した。 「与野党理事の努力に敬意を表する。今後も良識の府と呼ばれる参院にふさわしい丁寧な審議を求めたい」と。 衆院と参院は違う。