2017年2月15日

 午前8時。 自民党クールジャパン戦略推進特命委員会へ。 特命委員会の下に新設された「MANGAナショナル・センター構想PT」(馳浩座長)の第1回会合があった。

 細かい議論の中身は書かない。 が、出席していた国立国会図書館のスタッフに、特命委員長として次のことを強くお願いしておいた。

 「『MANGAナショナル・センター』は、古屋圭司選対委員長や馳浩前文科大臣等、党内の漫画議連の人たちが懸命に準備を重ね、ここまで前に進めて来た構想だ。実現の一歩手前まで来ている。国立国会図書館としても、ナショナル・センターの実現にぜひ協力してもらいたい。間違っても、このプロジェクトを妨げるような動きは謹んで欲しい。次の会議にはぜひ、館長をお呼びしたいので、その旨、伝えてください!」

 午前10時から2時間の参院本会議。 安倍総理の訪米報告に関する質疑が行われた。 相変わらず、安定感抜群の答弁だった。

 昼12時。 某参院議員と発足予定の新たな議員連盟について相談した。 出来る限りの応援をさせてもらうつもりだ。

 午後は、財務省のレク、外務省、防衛省との打ち合わせ等。 参院調査室のスタッフとも会った。

 夕方。 旧知の大村秀章・愛知県知事が事務所に来訪。 とても元気そうだった。 最後に、「直滑降ストリーム」への出演もお願いした。

 19時30分から「直滑降ストリーム@Cafesta」の生放送。 20時からは、同僚の西田昌司参院議員と渡邉美樹参院議員が登場。 カジノ解禁法案について議論した。 番組の途中で、複数の議員のインタビュー動画も紹介した。

 西田、渡邉、山本は、明確なカジノ解禁慎重派だ。 賛成派の議員は呼ばなかった。 が、何の問題もないだろう。 何しろ、自民党議員だけでも100名以上(?)が参加する推進議連があるのだ。 党内少数派の立場から「カジノ構想の問題点を検証する」ことに意味があった。

 慎重派3人組が共有する「マネーロンダリングのような犯罪行為を防げない」という認識を中心に、カジノ解禁に簡単には賛成出来ない理由を単刀直入に解説した。 かなり分かりやすかったと思う。 ニコ生に寄せられたコメントも、けっして悪くなかった。

 それでも、視聴者の賛否は分かれた。 ライブ視聴者数は(いつものように)1万人を超えたものの、番組直後のユーザーアンケートの数字は厳しかった。 「とても良かった」と「まあまあ良かった」合わせて72%! 平均の9割を下回った。

 「カジノ解禁問題」がテーマだったこともあり、カジノ賛成派の人たちも「ニコ生・スタジアム」に多く来場してくれたようだ。 もちろん、番組の途中で行ったお馴染みのオン・ザ・スポット・アンケートでは、「反対」が「賛成」を上回っていた。 実際、マスコミの調査でも反対が6割(女性は7割)を占めている。

 が、様々なことを勘案しても、国民の間で意見の分かれる問題であることを再認識した。

 カジノ問題に関しては、どこかで第2弾をやりたいと思う。

追伸:以前と比べ、党内議論があまりに低調なことが気になる。 その意味で言うと、どんな状況下でも、自らの信念を堂々と発信出来る西田昌司氏と渡邉美樹氏の胆力に感動した。 参院も捨てたもんじゃない!(ニッコリ)