2017年1月21日

 

 20時過ぎ。 沖縄県の宮古島空港から羽田空港に向かう飛行機の機中でパソコンを開いた。 行きは那覇経由だったが、帰りは東京に直行する。 やっぱり、直行便は便利だなあ。(ニッコリ)

 

 宮古島訪問の目的は市長選挙の応援。 17時30分から市内のTSUTYA前交差点前で行われた現職の下地敏彦(としひこ)候補の打ち上げ式に出席した。 応援弁士のトリを務めた。 候補者挨拶の直前に、魂を込めた応援演説を炸裂させた。

 

 演説の内容は以下のとおり。 実際には「言えなかった」部分(=言い足りなかった内容)も加筆修正して、掲載する。 この応援演説の中に「なぜ、現職の下地敏彦(としひこ)候補に再選を果たしてもらわねばならないのか?!」(=宮古島の有権者の方々に「下地敏彦」(しもじ・としひこ)という名前を書いて欲しい理由)が凝縮されているからだ。

 

 「宮古島の皆さん!ご紹介をいただいた自民党参院議員の山本一太です。第2次安倍内閣で沖縄担当大臣を2年近くやらせていただきました。(拍手)現在は、参院自民党史上、最年少の予算委員長として、予算委員会の審議を仕切っています。」

 

 「本日、最終日を迎えた宮古島市長選挙は、宮古島の未来はもちろん、沖縄の将来のためにも、絶対に負けることの出来ない大事な戦いです。選挙情勢は数ポイント差の大接戦。宮古島の夏祭りの大綱引きのように、最後まで誰が勝つか分からない、予断を許さない激戦になっています。」

 

 「明日の投票箱が閉まる夜8時までに、ここに集まっていただいた皆さん、現職候補の支持者の皆さんに、何をどこまでやってもらえるか?それによって現職候補の命運が決まる、下地敏彦(しもじ・としひこ)候補の当落が決まる。そのくらい厳しい情勢になっています。」

 

 「だからこそ、いても立ってもいられず、選挙戦の最終日に5時間近くもかけて、この宮古島まで駆けつけて来ました!(拍手x5)」

 

 「皆さん、今回の市長選挙の最大の争点は、地域の経済をどう発展させていくかということだと思います。すなわち、誰を市長に選んだら、宮古島の住民の皆さんの生活がより豊かになるか?!誰がこの地域を発展させる具体的な構想を持ち、政策を実現する力を持っているか?!そのことが問われる選挙です。そうだとすれば、選択肢は1つだけです。現職の下地敏彦(しもじ・としひこ)候補に続けてやっていただくしかありません!(拍手x5)」

 

 「沖縄担当大臣だった約2年間、沖縄には頻繁に足を運ばせてもらいました。下地市長とも、あちこちでお目にかかりました。沖縄振興策を推進していくにあたり、税や予算等の問題に関して、中央と沖縄、特に東京と宮古島を繋ぐパイプ役として頑張っておられた下地市長に随分、助けていただきました。」

 

 「皆さん、私は下地敏彦(しもじ・としひこ)さんが大好きなんです。(拍手)もちろん、理由があります。昨年の参議院選挙では、私の同僚であり、沖縄県選出の国会議員として初めて沖縄担当大臣になった島尻安伊子参院議員が3度目の当選を目指して立候補しました。多くの皆さんに応援いただいたにもかかわらず、残念な結果となりました。」

 

 「世論調査の数字が厳しかったこともあり、終盤は、政府や与党から、なかなか偉いひとに来てもらえませんでした。そこで、あまり偉くないこの私が、選挙中に4度も応援に入ったんです。((笑)&拍手)」

 

 「各地域で苦しい戦いを強いられる中、この宮古島では、島尻候補が勝ったのです。沖縄振興の現場の中核となっている『チーム沖縄』の会長である下地市長が、先頭に立って頑張ってくれたお陰です!(拍手x3)」

 

 「その時、こう思いました。『政治の世界でも、その場その場の損得で動く人たちが多い。それに比べて、下地市長は何と信義に厚くて、男気のあるひとだろうか!』と。どこかで必ず恩返しをしたいとずっと思っていたんです。(拍手x3)」

 

 「皆さん、革新市長時代の宮古島の状況を思い出してみてください。当時、宮古島は停滞していました。沈滞ムードに覆われていました。街には活気がありませんでした。宮古島がその不幸な状態を抜け出し、ここまで浮上して来れたのは、下地市長が8年間、目に見える実績を積み重ねて来たからに他なりません!(拍手x3)」

 

 「実際、宮古島市は全国の競争力ランキングで6位になっています!(拍手x4)クルーズ船が増えたこともあり、観光客も70万人を突破する勢いです。経済の面でも、明らかに追い風が強まっている。そのことは、間違いありません!」

 

 「さらに言えば、市内の2つの空港、下地島空港と宮古島空港を利用して、地域の活性化、国際化も進んで来ています。皆さん、そうですよね!(拍手x3)」

 

 「加えて、下地市長は、目立たなくても市民のためになる様々なことを成し遂げています。たとえば、革新市政では進まなかった新しいごみ焼却場は、下地市長が住民の理解を得て整備しました。赤字を垂れ流していた第3セクターについても、下地市長の決断で整理しました。宮古島市の行政を着実に前に進めて来たのが、下地敏彦(しもじ・としひこ)候補なんです!(拍手x3)」

 

 「皆さん、批判するだけなら誰でも出来ます。口で出来ないことを言うのも簡単です。でも、今、宮古島のリーダーがやらねばならないのは、ひとつひとつ出来ることを実現することではないでしょうか?!8年かかってようやく回り始めた『経済の好循環』をあと4年、続けることではないでしょうか?!(拍手)」

 

 「この流れを、けっして止めてはなりません!そのためには、何があろうと、現職の下地敏彦(しもじ・としひこ)候補に続けて頑張ってもらう。それ以外、ないじゃないですか!(拍手x5)」

 

 「空港からこの会場に向かう車の車中で、地元の方から『ヤシガニ』の話を聞きました。昨年、全国で話題になった『ヤシガニ』は、宮古島の条例で保護されていると聞いています。ご存知だと思いますが、『ヤシガニ』は、地上にいる甲殻類で最大、かつ最強の生物です。何しろ、挟む力がライオンの噛む力と同じなんですから!」

 

 「ヤシガニは、木に登る時も頭を上にして垂直に登ります。ヤシガニの動画を見ながら、下地市長のことが頭に浮かびました。似てるんじゃないか、と。(笑)」

 

 「下地市長、下地敏彦(しもじ・としひこ)候補は、人類としては大きいほうではありませんが、こぶりでもスゴく力持ちです。(笑)力強く物事を進めていく力があります!」

 

 「ひとことで言うと、下地市長(現職候補)は、沖縄人の熱いハートと、宮古島人の優しさと、力強さを持った、お酒の強い大きな『ヤシガニ』みたいなひとなんです!((笑)&拍手x5)」

 

 「昨日、第45代の米国大統領になったドナルド・トランプ氏が、就任演説の中で、『アメリカをもっと豊かにする。アメリカをもっと安全にする。アメリカをもう一度、偉大な国にする』と宣言しました。 下地敏彦(しもじ・としひこ)候補には、宮古島をもっと豊かで、もっと輝く街にしていただきたいと思います。(拍手x5)」

 

 「最後にもう一度、言います。選挙はギリギリの勝負になっています。拡声器で訴えられるのは20時までですが、選挙は24時まで出来ます。そこから明日の20時まで、『投票に行ってください』とお願いすることは出来るんです。」

 

 「皆さん、最後の瞬間まで、出来ることは何でもやりましょう!宮古島の未来のために、ぜひとも、現職の下地敏彦(しもじ・としひこ)さんを(たとえ1票差でも)勝たせてください!そのために最後まで全力を尽くしていただくことを心からお願いし、私の応援とさせていただきます!(拍手x5)」

 

 あ、シートベルトサインが点灯した。 このブログ、24時までに掲載しないと!