2017年1月18日
午後の新幹線で地元に向かっている。 午前中は米国の現状や今後のトランプ政権の展望等に関して、外務省関係部局からレクを受けた。 どこでどんな発言をするにせよ、与党議員として、政府の立場を正確に把握しておく必要がある。
とても勉強になった。 忙しい中、議員会館事務所に集まっていただいた若手・中堅の役人の皆さん、ありがとうございました! 準備してくれた資料は(いつものとおり)全て読みますからね。
トランプ政権の影響を考える上で最も重要なのは、トランプ大統領が国家のリーダーとして「どんなマネージメントのスタイルを取るか?」に尽きると思う。
大統領自身がツィッター等で奔放な発信を続けたとしても、「実務は政権の主要閣僚やスタッフに任せる」みたいなスタイルになると一番、安心なんだけど…なあ。 上院外交委員会の指名承認公聴会におけるティラーソン国務長官やマティス国防長官の答弁は、安定感抜群だった。
トランプ次期大統領が提唱する経済政策と「レーガノミクス」との類似性についても(改めて)痛感した。 ただし、レーガン元大統領には、カリフォルニア州知事としての豊富な政治経験があった。 議会に対しても、しっかりとした基盤を持っていた。
それはともかく、外交安保政策やエネルギー問題等に関して官僚たちと議論する度につくづく思う。 「外務省にも、防衛省にも、経産省にも優秀な人材は大勢いる!」と。
だからこそ、やる気と能力のある官僚たちの知識、経験、人脈を「国益のためにフル活用する」仕組みを作らねばならない。 「国会答弁の作成で徹夜させる」みたいな悪弊を直すためにも、国会改革は急務だ。
あ、間もなく高崎。 この続きは次回のブログで。